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2017/9/18

Neil Billington Japan Tour 2017  ブルース

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Neil Billington
(c)Photo by Masahiro Sumori.

ニュージーランドのハーモニカ奏者、ニール・ビリングトン。過去3回のマイク・ガーナーとの来日公演で日本でもファンを増やして来た彼が11月に初めて単独で来日し、首都圏を中心に7回の公演を行います。

彼のツアーの日程をバイオとあわせてどうぞ。おすすめです!

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◆ニール・ビリングトン日本ツアー2017
11月17日(金) Crawfish(赤坂)
共演:塚本 功(gt)他
〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-7 ソシアル赤坂地下
Tel: 03-3584-2496
http://crawfish.jp/

11月18日(土) Bright Brown(中野)
共演:菊田 俊介(gt, vo)、Lee(p, vo)
〒164-0001 東京都中野区中野5-59-9 湯澤第二ビル2F 
Tel: 080-3024-4685
http://brightbrownnakano.wixsite.com/brightbrown

11月19日(日) ライブバーHideaway(南林間)
共演:菊田 俊介(gt, vo)他
〒242-0006 神奈川県大和市南林間1-18-9 大矢ビルB1F
Tel: 046-293-4140
http://www.chez-ohya.net/hideaway/

11月21日(火) Sam’s Bar(横浜)
共演:Goboh Suzuki (dr)、五十川博(bs)、庄司 “TAME”厚人(gt)
〒231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町2-55 TKビルB1F
Tel: 045-243-2299
http://www8.plala.or.jp/samsbar/

11月22日(水) TheGlee(神楽坂)
開場18:30 開演19:30
共演:濱口 祐自(gt, vo)
チャージ4,000円
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-4 AYビル B1
Tel: 03-5261-3123
http://theglee.jp/

11月23日(木) Live & Bar Slow Blues (名古屋)
共演:チャビィ小林(gt)、B)トウソン(b)、スナッピー(ds)
ライブチャージ3,000円、テーブルチャージ500円
〒465-0087 愛知県名古屋市名東区名東本通り3-3 サンシャイン西山口ビル5F
Tel: 052-704-5815
http://slowblues.com/

11月25日(土) Sweet Rain(中野)
共演:清田 晃弘(gt)、多田 和弘(bs)、今竹 一友(dr)
〒164-0001 東京都中野区中野5-46-5 岡田ビルB1
Tel: 03-6454-0817
http://jazzsweetrain.com/

※22日(水)のTheGlee公演は席数が限られておりますので、必ず予約をお願いします。
※その他各公演の詳細については会場へお問い合わせ下さい。

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【ニール・ビリングトン Neil Billington】
ニュージーランド第二の都市、ウェリントン出身のブルース・ハーモニカ・プレイヤー、ニール・ビリングトン。彼はサニー・ボーイ・ウィリアムソンやリトル・ウォルターなど、シカゴ・スタイルのブルース・ハープを得意とするが、魅力はそれだけではない。クロマチック・ハーモニカをも自在に操り、ときにトゥーツ・シールマンス、はたまたスティーヴィー・ワンダーを彷彿させるプレイを聴かせるなど、守備範囲の広さもまた彼の強みなのだ。

1970年代の学生の頃、ニュージーランドのシーンで活動を開始。1976年には1860バンドとの共演でニュージーランドのテレビ番組へ出演するなど順風満帆な滑り出しを見せたが、大学卒業とともに音楽活動からは身を引き、放送業界へ進んだという異色の経歴の持ち主だ。80年代にはイギリスに拠点を移し、BBCのレポーターとして活躍している。しかし、90年代に入ると音楽の世界に戻り、ウェリントンで活動を再開。スウィング・ジャズのロジャー・フォックス・ビッグ・バンドを始め、様々なミュージシャンと共演を重ねる中で英国出身で首都オークランドを拠点とするブルース・ギタリスト、マイク・ガーナーと出会った。

2014年にガーナーとのデュオで初来日。以後、年に一度の来日を重ね、2016年にはピーター・バラカンのフェスティバル、LIVE MAGIC!の大舞台で、サニー・ランドレスらフェス出演者たちとの共演も果たしている。

そして今回、ニールは4度目の来日で初めてのソロ名義のツアーに臨む。単身日本に乗り込むニールを迎え撃つのは、過去に共演した面々を含む日本の多彩なミュージシャンたちだ。各地でどのようなセッションが展開されることになるのか。今からとても楽しみだ。

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Neil Billington (far right)
in an All-star Jam at Live Magic! 2016
(c)Photo by Masahiro Sumori.
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2017/9/10

ゲイトマウス・ブラウンの命日です  ブルース

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Clarence "Gatemouth" Brown
Photo by (c)Masahiro Sumori. All rightts reserved.

今日9月10日は偉大なるギタリスト、クラレンス”ゲイトマウス”ブラウンの命日です。2005年8月29日、ハリケーン・カトリーナの直撃で、ルイジアナ州スライデルの自宅が全壊。既に肺気腫で衰弱した状態にあった彼は避難先のテキサス州オレンジにある姪の自宅で同年9月10日、81歳の生涯を閉じました。このような形で非常に過酷な最期を迎えたのは残念としか言いようがありませんでした。

ご存命ならば今年で93歳。当時の健康状態から言えば、カトリーナがなかったとしてももう余命は短かったのかも知れません。でも、今まだ生きていても不思議ではありませんよね。

というわけで今日は是非みなさんもゲイトを聴きましょう!

Clarence Gatemouth Brown
Pressure Cooker (New Orleans 1984) [official HQ video]

この畳み掛けるようなギター、たまらんです!

Clarence Gatemouth Brown and his fiddle

フィドルのプレイも大好き!

ゲイトの命日ごろに合わせて毎年やっているイベント、Gatemaniaが今年は9月30日にあります。
9/30(土) 元住吉・POWERS2
『Gatemania 2017』
◉Kogate’s Express
◉ワダマンボ+アンドウケンジロウ from カセットコンロス
開場17:00/開演18:00
2500円+Order
http://www.powersbar.com/powers2/
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2017/9/10

渋谷でセカンドライン!Treme Brass Band  ニューオーリンズ

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7月のダーティー・ダズンに、8月にはプリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド。今年の夏はニューオーリンズ系が続きますね。そして、9月の第1週に開催された東京ジャズに、ニューオーリンズのトレメ・ブラス・バンドが出演しました。2003年に来日して以来実に14年ぶりの来日です。メンバーはライオネル・バティストは亡くなってしまったし、殆ど入れ替わっているんですけどね。

東京ジャズは、今年で16回目を数えますが、昨年までの会場、東京国際フォーラムから渋谷に移動、NHK周辺など渋谷界隈のあちこちにステージが作られ、これまでとは違った趣きに。

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マクドナルドのある角で右折し、
そこでいったん止まって演奏を続けました。
後ろにはリンディーホップ・ダンサーズ!

トレメは、NHKホールにも出ましたが、フリーの野外のステージとストリート・パレードもこなし、マーチング・バンドの本領を発揮しました。パレードは9月2日(土)の午後2回。センター街の入り口からマクドナルドのある通りまで、短い距離ではありましたが、ニューオーリンズ流儀のサウンドを賑やかに響かせて練り歩きました。週末のセンター街は、そんなイベントがなくてもいつも混んでいるところ。きっと、偶然居合せた人は何事かと思ったでしょうね(笑)。彼らのすぐ後ろには、東京のリンディーホップ・ダンスのグループが軽快なステップを踏みながら付いていき、これがいい感じに華を添えていました。センター街にプロフェッサー・ロングヘアの”Mardi Gras In New Orleans”や”Tiger Rag”などが弾けていたのは痛快でした。

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リーダーのベニー・ジョーンズSr.(bass drum)

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豚野郎を前に軽快に行進!(笑)

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パレードの様子を記録した映像がYouTubeに上がっているので、ぜひ見てください。グランド・マーシャルに先導されて進むトレメ・ブラス・バンド。その背景に博多天神やら、元禄寿司が見えるのが異次元な感じというか、結構シュール(笑)。でも、最高です。すごい人でひしめき合っていました。結構これ目当てできた人もいたみたいです。

【4K】『JAZZ PARADE!』「トレメ・ブラスバンド Treme Brass Band」
[第16回東京JAZZ]2016.09.02 @渋谷センター街
https://www.youtube.com/watch?v=fzzjrWVpIvY

野外ステージ(The Street-ケヤキ並木ステージ)は、3日(日)の夕方16:20から。1時間弱の演奏でした。時間帯がよかったのもあり、大勢の人であの一帯が溢れかえっていました。僕は、前のセットから見ていたので、最前列をゲット!早々にメンバーたちがステージに登場し、サウンドチェックを始めたのですが、そのときに軽くやった”Big Fat Woman"がすでにめちゃかっこいい!(本編ではやりませんでしたが…)期待も高まります。

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ケヤキ並木ステージのTreme Brass Band
(演奏中の写真撮影は禁止とのことだったので、
ライヴ前のサウンドチェックの際の写真です。)

ステージは”Tiger Rag”からスタートしましたが、ラフだったパレードとは違ってスーツに身を固めた彼らの演奏は、ビシッと決まっていました。またトランペットのジェイムズ・ウィリアムズがまるでサッチモのような声で歌った”What A Wonderful World”が夕暮れの会場を包み込むようないい雰囲気で、ジーンときました。パレードではこういうしっとりとしたものはやらないですからね。

終盤には、ニューオーリンズのバンドらしく、ビーズやバンダナなどおみやげを客席に投げ入れ(なぜかギター・ピックもありました。メンバーにギタリストはいないのにw)代表曲”Gimme My Money Back”で盛り上げた後、”When The Saint Go Marching In”で賑やかにしめました。時間は長くなかったですが、非常に満足できるライヴでした。

ライヴのあとはサイン会がありましたが、すごい長蛇の列!気に入った人が多かったんでしょうね。今年の東京ジャズは、もしかするとセンター街のパレードありきで、それに合うバンドということでトレメが決まったのかもしれないなと思いました。ならば、パレードが定番化すれば来年以降もニューオーリンズのブラスバンドが呼ばれるかな?そう期待したいところですね。

サイン会でメンバーと少し言葉を交わしましたが、グランド・マーシャルのオズワルド・ジョーンズに、僕が「前回の来日でもきましたよね?」と言ったら「いや、今回が初めてだ」と返されました。いや、確かに前回もいたんだけどなぁ。「私のブラザーは前回も来ているよ」とベニー・ジョーンズの方を見て言っていましたが、そりゃそうなんですけどね。彼はリーダーですから。でも、いや、あなたもいたはずですって。。。メンバー・リストにも名前が載っていたし、写真だって残っているし...。

ま、いいか。楽しかったから。メンバーもみんな陽気で楽しい人達でした。また来て欲しいですね。

The Streetのやった曲はこんな感じでした。"Mardi Gras In New Orleans"では、途中"One O’Clock Jump"のフレーズが織り込まれていたりしていかしてました。

Treme Brass Band
Sunday, September 3, 2017
16:20-17:15

Tiger Rag
Mardi Gras In New Orleans
What A Wonderful World
Margie
Gimme My Money Back
When The Saints Go Marching In

[Personnel]
◆Benny Jones Sr.(ベニー・ジョーンズ・シニア)- leader, bass drum
◆Vernon Severin(ヴァーノン・セヴェリン) - snare drum
◆Jonathan S Gross(ジョナサン・S・グロス) - tuba
◆John Gray Jr.(ジョン・グレー・ジュニア) - trumpet
◆James Williams(ジェイムズ・ウィリアムス) - trumpet
◆Cedric B. Wiley(セドリック・B・ワイリー) - saxophone
◆Terrence Taplin(テレンス・タップリン) - trombone
◆Oswald Jones(オズワルド・ジョーンズ) - grand marshal
◆Mayumi Shara(マユミ・シャラ) - snare drum

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ライヴ終了後、子供たちにトランペットを
吹いて聴かせるジェイムズ・ウィリアムズ


All photos by (c)Masahiro Sumori.
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2017/9/4

Do The Blues 45s!  ブルース

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面白いブルースのCDが出ました。

ディスクユニオンのブルース&ソウル担当、秋元伸哉氏が選曲したブルースのシングル盤音源を集めた編集盤。なんだ、そんなCDなんてごまんと出てるじゃないか。まあ、確かにそうかも知れません。でも、その多くは、レーベル括りだったり、地域括りだったり、ある程度テーマに沿った内容になっているはず。

これは、そういう縛りはあえて設けず、純粋に秋元氏がカッコいい!、シングルで聴いて痺れた!という作品を1960年代の作品を中心に20曲選んだものです。

シングル盤の音源の中には、シングル1枚で消えてしまった謎多きアーティストや、レーベル単位でCDを作るほどリリースがない短命なレーベルも多々あります。その多くは大手レコード会社からも注目されることなく、再発もされず埋もれてしまうケースが多いのです。だからと言ってそういう作品が悪いとは限らない。いや、そういうものの中にこそ、知られざるお宝が眠っていることが多々あるのは、熱心なファンならば感じているところでしょう。

今回のCDは、そういったいわゆる「オブスキュアな(知られざる)」曲を中心に構成されています。ジョージ・スミスやフェントン・ロビンソンなど一部よく知られた人もいますが、僕も初めて聞く名前が多かったです。

とは言え、一聴した印象では、音自体にはツウ好みという雰囲気はあまり感じません。いろんなタイプの曲が登場しますが、ファンキーでノリノリな曲が多く、ブルースをこれから聴いてみたいと思っている人でも十分楽しめそうです。

秋元氏による曲単位の丁寧な解説も嬉しいです。レコすけくんでお馴染みのイラストレーター本秀康氏が手掛けたアルバム・ジャケットも味があります。

シングル盤はLPやCDに比べて音圧が高く迫力のあるサウンドが楽しめると言われていますが、このCDは、そういったサウンドを再現することにもこだわったそうで、フェントン・ロビンソンのアグレッシヴなギターが聴ける"The Freeze"など、かなりグイグイくる音が楽しめますよ。

一つ、残念だったのは、それぞれの曲のリリース年やレーベル名、参加ミュージシャンなどのデータが掲載されていないこと。私の方でレーベル名/番号、リリース年までは調べたので、ここに掲載しておきます。

あと、シングル盤と言えば盤面のデザインを眺めるのも楽しみのひとつ。レーベルのスキャンもほしかったなぁと言ったら、贅沢すぎでしょうか。続編があればぜひ検討してほしいと思います。

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「Do The Blues 45s! ~The Ultimate Blues 45s Collection~ / ドゥ・ザ・ブルース・45s! ~ザ・ウルティメイト・ブルース・45s・コレクション~」
レーベル:THINK! RECORDS
価格:2,500円(税込)
発売日:2017年08月23日
http://diskunion.net/black/ct/detail/XAT-1245673681

1. George Smith - Trap Meat (Carolyn 007), 1966
2. Smokey Johnson - It Ain't My Fault Pt. 1 (NOLA N-706), 1964
3. Wiley Terry - Follow The Leader Pt. 1 (USA 793), 1965
4. Fention & The Castle Rockers - The Freeze (Duke 190), 1958
5. Flash Terry And His Orchestra - She’s My Baby (Southbay 45-500), 1961
6. Eddie Hope & Manish Boys - A Fool No More (Marlin 804), 1956
7. Levy Seabury And His Band - Boogie Beat (Blues Boys Kingdom B-101), 1957
8. Freddy Young - Someday Baby (Friendly Five 740), 1964
9. James Walton And His Blues Kings - Leaving Blues (Hi-Q 5029), 1963
10. Baby Boy Warren - Chuc-A-Luck (Excello 45-2211), 1962
11. Mighty Joe Young - Voo Doo Dust (Webcor W-101), 1965
12. Monte Easter And His Band - Weekend Blues (Swingin’ 45-636), 1962
13. Johnny Jenkins - Pinetop (Tifco 825), 1962
14. Ace Holder - Encourage Me Baby (Lulu 1124), 1964
15. Stormy Herman And His Midgnight Ramblers - Bad Luck (Dootone 358),1955
16. Champion Jack Dupree - Sharp Harp (Federal 45-12408), 1961
17. Papa Lightfoot With Guitar Red's Orch. - Wild Fire (SPL 7202), 1955
18. Tender Slim - I'm Checkin' Up (Herald H-571), 1962
19. Jimmy Lee - Chicago Jump (Bandera 2506), 1961
20. Model "T" Slim - Shake Your Boogie (Magnum 45-739), 1966
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2017/8/31

Nellie "Tiger" Travis & Mike Wheelerライヴ・レポート  ブルース

青森市で毎年開催されているJapan Blues Festival。今となっては、本場米国のブルース・アーティストが出演するフェスとしては、唯一のものです。今年で15回を数え、ねぶた祭り直前の青森を彩るイベントとしてすっかり定着した感があります。

今年出演したシカゴ勢、マイク・ウィーラーとネリー"タイガー"トラヴィスの2名がフェス終了後の公演が、7月24日(月)、横浜のモーションブルーで行われました。トラヴィスは3度目の来日ながら前回(2010年)は青森だけの公演だったので、首都圏でのステージは2000年以来17年ぶり。ウィーラーは初来日です。ウィーラーは、80年代からシカゴで活躍するギタリストですが、ここ5年でブルースの名門レーベル、デルマークから2枚のアルバムをリリースし、存在感を高めてきています。

バックを務めるのはBLUES COMPANY。以前より青森のフェス常連だったギタリスト菊田俊介が2015年、フェスのミュージシャンをサポートするバンドとして結成したのが始まりでしたが、その後メンバーが意気投合し、フェス外でも活動するようになりました。今年ももちろん、フェスに出演してからの登場です。

月曜日の横浜という条件としては決してよくない設定ではありましたが、客席は熱心なファンでほぼ埋まっていました。首都圏唯一の公演ということもあるのでしょうが、すごいですね。

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Mike Wheeler
Photo (c)Kazuo Utamura. All rights reserved.
Used with permission.


菊田のMCに続いて挨拶代わりにバンドのみでファンキーに1曲決めたあと、ウィーラー登場。彼は実直なプレイヤーといった感じで派手さはないのですが、B.B.キング・マナーのギターに加え、歌の方もかなりいい声をしていて、実力を感じました。わずか4曲の短めのセットではありましたが、ソウルにもロックにも行かず、正統派なブルースを直球でぶつけてくるステージには、爽快感すら感じましたよ。

休憩を挟んで、後半はトラヴィスのショーです。真っ赤な華やかな衣装で登場した彼女は、以前にも増して貫禄がつきましたね。冒頭からステイプル・シンガーズの"I’ll Take You There”でノリノリ。客席にコーラスを振り、ときに客席に降りてきて盛り立て、自分の世界にお客さんを引き込んでいきます。ウィーラーとは対照的なエンターテインメント精神溢れるショーに、気がつけば自分も含め、お客さんみんな歌って踊って盛り上がっていました。

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Nellie "Tiger" Travis with Blues Company
Photo (c)Kazuo Utamura. All rights reserved.
Used with permission.


クイーン・オブ・ザ・ブルース、ココ・テイラーが2009年に亡くなったあと、トラヴィスはその後を継ぐニュー・クイーンと呼ばれるようになりました。となればやはりココもやるのかな?と期待してしまいますが、代表曲”Wang Dang Doodle”で盛り上げてくれましたよ。なんといっても、ギターには、ココのバンドで活躍した菊田さんがいますからね。

アンコールは、ウィーラーも戻って、ジャム・セッション風に”Sweet Home Chicago”で締めました。2人とも日本に移住したいと言い出すなど、今回のツアーを心底楽しんでいる様子でした。移住はしなくとも、また来てほしいですね。

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Nellie “Tiger” Travis & Mike Wheeler
with Blues Company
Motion Blue Yokohama
Mon., July 24, 2017, 19:30 -

Setlist

19:35-20:25
[Blues Company]
1. If You Got to Love Somebody (Shun - vocals)

[Mike Wheeler]
2. Turn Up!!
3. I Can’t Do That
4. A Blind Man Can See
5. Why I Sing The Blues

20:55-22:20
[Nellie “Tiger” Travis]
6. I’ll Take You There
7. Wang Dang Doodle
8. I’m A Woman
9. Oil & Water
10. Mr. Sexy Man
11. Stand By Me
12. I’d Rather Go Blind
13. Let The Good Times Roll
-encore-
14. Sweet Home Chicago

[Personnel]
Nellie “Tiger” Travis - vocals
Mike Wheeler - guitar, vocals
菊田俊介 - guitar, vocals
Marty Bracey - drums
片野 篤 - bass
Rie Lee Kanehira - keyboards

Motion Blueのライヴ紹介ページ
http://www.motionblue.co.jp/artists/nellie_mike_bluescompany/index.html

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※ここに掲載した写真は、写真家、宇多村一雄さんの許可を得て掲載しております。
転載はご遠慮ください。
以下のサイトで残りの写真を見ることができます。

宇多村一雄のブルース写真館“Nothing but a Blues”
http://www5a.biglobe.ne.jp/~detectiv/utammotion1707.htm

宇多村さんのブログのライヴ・レポート
https://utamurakazuo.wordpress.com/2017/08/03/2017-7-24japan-blues-festival-aomori-in-yokohama-motion-blue/
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