『守護天使』を観ました
通勤途中で出会った女子高生に惚れてしまった
うだつの上がらないサラリーマンが
周囲をも巻き込んで、彼女を守ろうとする物語です
『アフタースクール』の時もそうでしたが
佐々木蔵之介さんという方は
憎めない、人間味のあるアウトサイダー役がとても魅力的ですね

AAAの與真司郎さんも
ホントに引きこもりだったのかい?と思わなくもないけど
主人公を助ける、人のよい元・引きこもり役を好演しています
いつぞやの深夜の連ドラでの主役の時は
目を覆わんばかりの演技力でしたが
上手くなりましたねえ
ポッキンナ・ベイベーの忽那汐里さんも
まっすぐなヒロイン役として全く文句なしです!
こんな感じで、主人公の周りはとても良いのです
ただ、肝心の主人公がねえ…
いや、カンニング竹山さんは頑張ってますよ
たぶん彼は悪くない
問題は主人公のキャラと、その見せ方だと思います
前半、主人公のお気の毒な境遇が描かれるのですが
類型的な割に、テンポが悪く執拗で
コミカルさよりも悲壮感の方が勝ち過ぎて全く笑えません
ひどい鬼ヨメがいたり
メガネが割れたり、歯が折れたり
挙句の果て…
必要以上に主人公を追いこみすぎです
誤解を恐れずに言えば
無気力なデブは、そのままでも十分カッコ悪いの!!
それは僕が一番よくわかってる(苦笑)
あと、主人公がヒロインを守ろうとする過程も
妙にストーカーじみていて笑えないし
頑張れ!と応援する気にもなれない
要するに、主人公にいまひとつ感情移入できないのです
極めつけは、主人公がラストに対決することになる
連続バラバラ殺人鬼の存在
これが更に物語の空気を重くします
もしかしたら、主人公の影として登場させたのかもしれません
いや、これまた演じている柄本佑さんは悪くない
彼は素晴らしいです
若いのに、場の空気を確実に持っていく力を持っている
出番はほとんど無いにも関わらず、とても印象に残ります
長ゼリをしゃべっている彼は
お父様の柄本明さんに、もうそっくり!
ただ、やっぱりキャラとして主張させ過ぎです
そのため、作品のバランスが悪く
非常にイビツなものになっています
とにかく、見せ方にセンスがない…
ウルトラファンの僕なら
本来、号泣のはずのあるシーンも
あ〜ハイハイ!としか思えませんでした
役者も物語も決して悪くないです
しかし、いい素材を上手く料理できていないのは
最終的にはやっぱり料理長の責任なんでしょうねぇ
http://syugotenshi.jp
【評価】☆☆(5つが最高)


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