日本にはこんなことわざがある。↓
坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い
いまさら説明しなくてもええやろうけど、意味としては
「その人を憎むあまり、その人に関る全てのものが憎くなるということのたとえ」
とある。
気付いたら考え直すようにしてるけれど、嫌いな人って、いろんなことが鼻につくということがある。
今、大多数の日本人にとって政治家っていう人たちは、このことわざでいうところの坊主のような存在なんやろうなと思う。
「どうせ裏で悪い事して私腹肥やしてるんやろう。政治家なんて所詮そんな人間や」なんていう考えの人は多いやろう。
確かにそういう風に思われる原因を作ったのは政治家側であることが多いわけで、自業自得な面もあると思う。
信用や信頼を失っているので、「あいつらの言うことに従わんほうがええわ」と考える人が増える。
そうなるとなかなか支持率も伸びないし、法案も理解されない。
「あいつらの言うことに従わんほうがええ」という庶民感覚が当たっているときもあれば、間違っているときもあるんやけれど、人間なかなかそう中立に考えられるものでないから、ああいうことわざがあるわけで、民主主義が根付いてもいない日本では政策が理解されない政治がずっと続いているような気がする。
民主主義も根付いていない上に、自分の頭で考える習慣がない人達が多いから、マスコミを使って世論を誘導することが簡単な国民やろうと思う。
「あいつらがAと言ってるんやったら、Bとちゃうか?」って考える人たちも多く発生させ、本来の目的であったBという政策を通すというのなんかすぐやろう。
僕は消費税増税の議論が出るたびにそれを思う。
無駄のあぶり出しなんて全然やっていないのに、「国家の借金も多いし、増税は仕方がないと思います」って理解を示す町の声がよく紹介されている。
「私の政権中は増税しません」
という表明が、いつしか評価されなくなり、むしろ「どうせ危ないねんから、早く増税しとけって!」みたいな風潮すら感じる。
あれほどまでに官僚が嫌いな国民が、何で官僚の親玉である財務省の悲願である消費税増税に理解があるのか。
僕には思考回路がぐっちゃぐちゃになってる人にしか見えない。
埋蔵金はなかったと言われているけれど、制度疲労した組織はまだまだ絞れるところはあるし、仮に増税であっても消費税ではない税金であるべきや(たとえば僕は常々思っているパチンコ税など)。
今や完全に嫌われ坊主の民主党政権。
今日、その鳩山首相も「私の内閣で消費税増税はしない」と記者団に対し明言した。
これでまた一つ増税へのカウントダウンが進んだんやろうなぁ。

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