涼しい日が続いている。
空の色も空気の匂いも、もう早くも秋の気配や。
二十四節気で言うと、今は処暑。
熱さが峠を超えて後退し始めるころや。ちなみに再来週からは白露となり、草に霜が降りはじめる。
今年の夏は短かった。
梅雨前の暑さで夏野菜の成長が早まったけれど、それも長引いた梅雨のあいだで失速。
世間で野菜不足が騒がれていたけれど、その予感は僕のような素人百姓でも十分分かった。
あまりにも日照時間が短すぎたからやろう、葉や茎の元気さや緑色の深みが全然出てこなかったうえに、大量の雨でかなり多くの栄養素も流出してしまった。
今回の経験を少しでも将来に生かさないとあかんけれど、自然相手では、人間なんて無力や。プロの農家ですら収穫量が落ちてるわけやし。
そして、長梅雨のダメージから例年のような大量収穫とはいかなかったキュウリが、最近の涼しさから、ついにその寿命を終えようとしている。
なすびもぼちぼち秋ナスの準備に取り掛からないと、季節の移ろいは待ってくれない。
来週から旅に出るけれど、それまでに秋冬野菜への移行や土づくりなどなど、いろいろと準備をしないと。
農業って、この程度の広さの畑ですら、大忙しの仕事やなと思う。

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