久々に残念映画やった。
いつ観たのか忘れたけれど、「シャッフル」以来の残念さ。
(ここからはネタばれあり)
といっても、お勧め映画でもないし明日公開は終わるし、朝10時からの1回のみの上映やし、観に行く人は少ないとは思う。
宣伝のチラシなどでは、こんな風に紹介されている。↓
それは、不可解な殺人事件だった。現代、ニューヨークの郵便局で働く実直な男が、ある日、男性客の頭にいきなり銃弾を打ち込んだ。使われた銃は、古いドイツ製のルガー。彼の部屋からは、行方不明になっていたイタリアの彫像も見つかった。二人の間に何があったのか−?
謎を解く鍵は、1944年のトスカーナにあった・・・。
2大陸・2つの時代を結ぶ、敵と味方や人種と言葉を越え一人の少年を救おうとした人々の願いが生む<奇跡>。
ラストシーンには、混迷を極める今日でもなお、“人の絆”に希望を感じずにはいられない、限りない解放感と希望が待ち受けている。デビュー以来、米国社会における黒人の姿を描いてきたリー監督。本作で彼が描くのは、黒人と白人の対立ではなく、戦争をする者としない者の対立。人の命が奪われることに涙する者たちの想いが、一つになる姿だった・・・。オバマ大統領の熱狂的支持者として知られる監督が描く、≪共存≫とは!?
これを読んで、ラストシーンにかなり期待していた。
そして、映画のポスターには↓
「運命よりも強く この子を守りたい」
格好よろしいなぁと、これまた期待してしまった。
期待していたからハードルが上がったということを差し引いても、最初に郵便局で殺される男の描写が短すぎる。
僕が東洋人やから西洋人の顔をぱっと認識しづらいということを差し引いても、もう少し顔を長く映してほしかった。
あまり記憶されると、第二次大戦当時の回想シーンにもその人は登場するので、二つの時代の事件がどうつながるのかという謎が途中でばれてしまいかねないということやろうと思うけど、終わりに近づくにつれて裏切り者も分かってきた段階でも本当にその裏切り者が殺されたのかが、なかなか分からないぐらいやった。
そして、映画の題名にもなっている奇跡が、あまりにもキリスト教的過ぎて鼻白んだし、郵便局員の彼が敵軍に囲まれた村という混乱状態の当時に、いろんな裏切りやいきさつをどこまで理解できていて、何十年も恨みを持てたのかも疑問や。
それに映画の宣伝文には、一人の少年の命を人種も言語も違うみんなが守ろうとしていたと書いてあるけれど、イタリア人武装集団に関してはその感情はなかったと思われる。
戦闘シーンをリアルにするために、俳優たちに映画での部隊ごとにブートキャンプさせたり、地元のエキストラを使って、リアルな方言で地方性を表現したり。
方言は分からないけれど、戦闘シーンなんかは細部にこだわっているといて、なるほどリアルに表現されていた。
けれど、肝心のストーリーとその流れの作り方がめちゃくちゃで、今年の残念な映画暫定1位にランクインしてしまった。
これを超えるのは観たくないなぁ。

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