衆議院解散から3週間経った。
投票まで40日という記録的な長さが投票結果に影響するやろうとは、当初から予想されてはいた。
実際、あれほど待ち焦がれた解散・総選挙が決まった時と今の雰囲気とは若干の違いが出てきている。
その原因は、民主党の勢いにかげりが出てきたということやろう。
マニフェストのゴタゴタまでは僕は静観していたけれど、徐々にだけど確実に安全保障面での危うさが露呈されてきた。
インド洋での給油活動などは、以前の日記にも書いたけれど、一筋縄でいかない問題ではある。だけど、対アジア特に中国への姿勢が危険極まりない。
昨日、旅友達と飲みながら話題は政治へと移った。
「どこの政党や政党の候補者に入れようか」
これって、相当に重たいテーマや。
とりあえず、小選挙区で投票する候補者は決まっている。
問題は比例や。
小選挙区での票と違って、捨て票がない。自分の1票が確実に数字(議席)に反映される。
ただ、その政党はどこもかしこも本当に一長一短があって、だけどその一長一短も角度を変えて見てみれば、また違う一長一短になったり。
前回の郵政選挙のときは、マスコミのバイアスに流されて相当数の票が自民党に流れることは予想できた。(ただ、結果は予想以上で衝撃的やったけれど)
完全に自分の主義主張、信念と重なる政党はないけれど、ある程度全体の動きが読めれば、それに応じて投票先を変えて対応するんやけれど、今回は読めない。
民主党に当初ほどの勢いが見られないから、第一党になるのかどうかも分からない。
今回僕は民主党に期待しているのは、制度疲労を起こしている永田町のパンドラの箱を開けること。開けてグチャグチャのものが出てきて、そしてもう一回作り直すきっかけとなってもらう。
決して長期的に政権を担ってほしいなんて思っていない。
だけど、第一党になれなかったら、そのパンドラの箱すら開けられない。そうなっては困るというので民主党に入れてみたら、案外票を伸ばしていて単独過半数あるいはそれにかなり近い力まで持たれると、元々僕が一番政治で大切やと思っている外交、安全保障面が怖い。
参議院の現状からして国民新党、社民党とくっついて政権運営するというのが多くの専門家の意見やけれど、それで圧倒的過半数になったら、それはリベラル過ぎてもっとというか一番怖い。だから国民新党、社民党には入れられない。
だけど自民党にはお灸をすえないとあかん。こんだけ無責任な政治を繰り返したツケは払う義務がある。
第三勢力と期待されていた平沼先生は、新党結成への動きが見えない。
今回の選挙は、僕を含めて多くの有権者が待ち望んでいたはずやったのに、蓋を開けてみれば何ともどうしたらええんやろうかと、途方にくれてしまいそうな構図。
各党はマニフェストでバラマキ政策で有権者の歓心を買おうとしている。有権者の関心も景気対策や年金、社会保障が一番高いみたい。あるいは財源を心配するという、何ともお人よしな考えか。
この構図を改めない限りは、本物の保守勢力は出てこないのかも知れない。
国民の安心、安全を保障するのは政治の大切な役目であるけれど、これだけ発展した日本で、まだ物質的な豊かさや安定が一番の望みというのは、何とも政治的にも人間的にも未熟やと思う。
僕は決して裕福な層ではないし、将来年をとって苦しんで死ぬ人間かも知れないけれど、それでも自分にいくら補助金が給付されるかなんてどうでもええし、豊かな老後なんて国に一から十まで用意してもらいたいなんて考えていない。
そんなことよりも、僕が生まれたこの国が、将来僕らの孫の代までしっかりと存在してくれるほうが大切や。
自民党にも民主党にも無所属にも本物の保守議員はおる。
テレビに踊らされる大衆はさておいて、数は少ないかも知れないけれど、本当に日本を愛している本物の保守層は望んでいる。
モザイク模様で玉虫色の政策を行うんではない、ぶれない本当の保守勢力が出てくることを切に願う。

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