
二日目のタズサの演技は、見る人をまるで空に連れていったような感覚を植えつけるもので、大いに観客を沸かせた。しかし、結果は4位だった。そして、タズサは見晴らしのよい自然のスケートリンクでピートと最後の別れの時を迎える。
タズサのピートへの告白は果たせませんでしたね。でも、言葉は伝わらなくとも、という奴ですか。十分だったでしょう。ピートはタズサにその言葉を言わせてしまったら、叶わぬ願いでもあるから、タズサに重いものを残すことになると思ったからこそ言わせなかったんでしょう。この辺かなり切ないですわ。この作品の贈るメッセージは、ある人の夢は一人のものではなく複数の人のものでもある。ということですかね。二回目の演技ではまさにそれを表現していました。そういうメッセージを贈る作品はSFモノの方が多いように思ってたんですが(スポーツモノはどちらかといえば友情・努力・しょ以下略)、意外ときれいに収まっているところがすごいかも。
最終回に視点を凝縮して全体を見て見ると1クールでの作品としては上手くまとまっていたのではないかと思います。しかし、タズサのライバルである他のフィギアスケーターたちがおざなりにされていたように思えます。マスコミ戦争関連を重視する必要はなかったよね。一人の女の子としてのタズサの成長は、ピートとの日常イベント(作戦や悩みを聞いたりすること等等)で十分満足でしたが、フィギアスケーターとしてのタズサの成長の過程はセカイ系になってしまったのではないでしょうか。このへん個人的に減点ですね、もっと他のスケーターとの関わりで成長していったほうがキャラの厚みが主人公やその他のキャラともに良くなっていたと思うのですが・・・。まあ1クールだと難しいのかなあ。今期最良作品の器なのに。
時間帯、視聴者層、1クールのみ、障害多すぎたか。朝や夕方でやるには作品としての密度というか要素が少ないという懸念があったかもしれないですがBLOOD+とあんまり変わらないような気が・・・。ラノベの地位や評価も今後見直して欲しいものです。いろんな意味で近年稀にみる損をした作品だったのではないかと思います。でもって唯一の収穫は
ツンデレ川澄最強。しばらく自分の絶対神w
―終―
まとめキャプ

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