今日お受けしたSIDのオーバーホール。
オーナーさんにお時間がおあり、ということで早速分解実演です。ちなみにカメラマンはオーナー氏にお願いしてしまいました。
Jシリーズに使っておられたということ、今まで分解整備歴が無いということで中身は相当・・・と心配しておりましたが、程度はかなり良く、乗り方が上手だったことを物語っています。
今回のオーバーホールを期に、いろいろアップグレードのご希望があり、ピュアダンパーにしてロックアウトしたい、とか「トップキャップの現代化」(わかる人少ないかな?)ほか、いろいろご希望がおありです。
パーツのストックも無いものがあるために今日は分解だけにしました。

これはデュアルエアスプリング。Oリングなんて全て硬化して変形しています。個体差があり、こういう状態でも使えてしまうものもあります。

こちらはダンパー。(画像を縦に出来ずすみません)
実は現在のSIDレースなどののダンパー側、つまりMTBにまたがった状態でフォークを見て右側のエアバルブ、これ要注意です。多くの方がここにもエアをスプリングのように入れるもの、と「誤解」されています。
ダンパーの作動をスムースにするため、少々のエア(20〜60psi)を入れる設定になっていますがこれ以上入れてはいけません。ダンパーがパンクします。
これは名前が「デュアルエア」ということで誤解を招いている気がします。
デュアルエアスプリングとは左側だけで、右はダンパーですから、同じように入れるとエアが過大になり、逃げ場を求めてダンパーをパンクさせてしまうことになるわけです。
※旧モデル以外
SIDユーザーの方はもう一度マニュアルを読み直すか確認しておいて下さいね!(ここホントに大事)
後はダストシールなどを取り外して分解は終了しました。
この次は組立です。