トラックバックで補足を頂きましたので、さらに返答したいと思います。基本的に以下に引用した内容については、一般論として異論はありません。ごく自然な考え方だと思います。
「
続・インド人がやった方が儲かることは、インド人にやらせればいいじゃん。」
改めて言いたかったことをちょー簡単にまとめると。
「日本は人件費が高いので、人海戦術的なソフトウェア開発は海外で安く調達することにした方が得ですよ」
私は、オープン系受託開発、Web系受託開発・自社開発、組み込み系受託・自社開発と、ある程度広い分野の開発経験があります。
そういった視点で私が何に一番違和感を感じるかといえば、前提条件がリアルでないことなのです。私の経験で「人海戦術的なソフトウェア開発」に少しでも近かったのはオープン系時代にやっていた、銀行向けの大規模営業システムのみです。
私の実感としては、ある程度人海戦術が使えるのは、汎用的なパッケージ商品を作る場合のみではないかと思います。
最近は組み込み系でもパッケージを購入し、製品用にカスタマイズするという開発方法がどんどん広がっています。そして、パッケージは中国等のエンジニアがプログラミングしています。
実際のところ「海外で安く調達した方が」という指摘を受けるまでもなく、既に海外で調達できるものはしているという印象もあります。
主張がごちゃごちゃしてきました…。一応まとめます。
1. 海外で調達するという方法が適切な場合はそんなに多くないと思われる。
2. 海外のエンジニアを使った方がいい分野では既に使われているのではないか。
3. 最近は日本のエンジニアを使った方がいい場面で海外のエンジニアを使って失敗している例が多そうだ。
最終的に、今言うべきことは「日本のエンジニアにやらせた方が、最終的な品質も良く、コストも低い場合があるから、目先のコストに惑わされて安易になんでも海外のエンジニアに任せるな。」ではないでしょうか?
一般論としては、日本のエンジニアと海外のエンジニアを賢く使い分けましょうということになると思います。少なくとも今は。
一般論では異論はないけれども、言うべきことには異論があるといった感じですね。
私の貧弱な想像力ではうまく想像できないのですが、これからこういった現状は変わっていくのかもしれないです(私はそういったことはWeb系から起こると思っています)。そういった状況になったときに真っ先に切られるエンジニアにはならないようにがんばらないとなぁ。
前回のエントリは、感情に突き動かされてかなり雑なエントリになってしまいました(いつもそんなにきちんとしたエントリを書いているとは言い難いですが)。
#わざわざ書く必要もないとは思うのですが、絶対間違って欲しくないのは、多くのプログラマーはタイピストでもコーダーでもないということです。

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