【タイトル】 SECOND WAVE Vol.1
【アーティスト】 V/A
【仕様】 15曲入りオムニバス・アルバム
【発売・販売元】 漢企画
【CD番号】 OKOM-001
【価格】 \2100-(税込)
【収録曲 / バンド名】
1. BLACK HAWK / DUEL
2. Thief in the mirror / aphasia
3. Aiming Higher / AIMING HIGH
4. Power Of Justice / REAL-TENSION
5. LOST THE SKY / POWERSQUAD
6. Reach for the star / ATOMIC TORNADO
7. Pull the arrow / Zeal Camera
8. 気まぐれ合唱団的少年物語 / 気まぐれ合唱団
9. Don't ask me why / Aldebaran
10. LETHAL LOVER 99' / AZRAEL
11. GET YOU DOWN / XANADU
12. Monster Rhapsody / Jack Rose
13. 魔物の森 Part 2 / Marge Litch
14. SILENT STEEL / SLEAZY WIZARD
15. これでいいのか一週間 / 蛸殴総本山
【解説】
HR/HM専門イベント"漢企画"の活動開始3周年を記念して制作されたオムニバス・アルバム。当時の漢企画に出演していた主力バンドに声をかけタイミング的に楽曲提供可能だった15バンドに集まってもらった。今となっては解散・活動停止というバンドもあり、またメンバー・チェンジによって様変わりしたバンドもある。当時の漢企画・・・とうよりも日本のメタル・シーンを集約した貴重な1枚といえるだろう。
以下、簡単に楽曲の解説をしよう・・・
(1) BLACK HAWK / DUEL
本作のためにレコーディングしてもらった楽曲。DUELらしいワイルドさで爆走する楽曲がいかにも漢(おとこ)臭く、イベントを始めた当初に目指してた方向を改めて思い出させてくれたために一曲目に持ってきた。その後も正式発表されていないので本作でしか聴けない一曲。
(2) Thief in the mirror / aphasia
彼女たちの3rdアルバムにしてメジャーデビュー・アルバム「Labyrinth in my heart(2003年3月リリース)」にも収録されている楽曲だが、本作ではプリプロとしてレコーディングされたバージョンを拝借。プリプロとは言ってもその完成度は高く、リレコーディングにあたってアレンジも変わったのでこれもかなりレアな音源といえる。
(3) Aiming Higher / AIMING HIGH
1のDUEL同様、本作のためにレコーディングした楽曲。自分たちのバンド名を冠した曲だけにAIMING HIGHらしさ、いわゆる"エーハイ節"が存分に発揮されている。レコーディング当日までツインギターのアレンジが固まっておらず、録音しながら完成させた。その後発表された音源等にはまだ収録されていないので、この曲も本作でしか聴くことのできない貴重な音源だ。
(4) Power Of Justice / REAL-TENSION
静岡ハードロック・シーンで常に最前線を駆け続けるREAL-TENSIONも本作のために新曲をレコーディングしてくれた。彼らの持ち味であるいい意味での"ジャパメタ"らしさを残しつつもそれだけにとどまらない幅の広さをも感じさせる楽曲だ。激しいステージングに定評のある彼らだが、その雰囲気がこの音源からも伝わることと思う。この曲もまだ他では発表されていない。
(5) LOST THE SKY / POWERSQUAD
なにわの闘魂メタル・バンド、POWERSQUADが提供してくれたこの曲も本作のためにレコーディングしてくれた未発表曲。だ〜ふくの「速い曲が欲しい」というリクエストに答えてスラッシーな雰囲気のあるパワーメタル・ナンバーを用意してくれた。とは言っても彼らの持ち味である泣きもあり、押さえるべきところはシッカリ押さえたパワスカらしいナンバーだ。
(6) Reach for the star / ATOMIC TORNADO
2003年2月にリリースされた彼らのミニ・アルバム「Tornado Eve」にも収録されているナンバーだが実はこれもバージョンが異なり、そちらはリ・レコーディングされたもの。イントロのフレーズではギター二人に加えてベースもユニゾンでタッピングしているというとんでもないことをやっている。音源提出期限の直前でメンバーチェンジがありギリギリまでドタバタしたが間に合ってよかった。
(7) Pull the arrow / Zeal Camera
何気にだ〜ふくとは付き合いの古いZeal Cameraだが、彼らも本作のためにレコーディングを敢行。以前から「QUEENSRYCHEのような・・・」と表現されることの多かった彼らだが本作でも他のバンドとは一風変わった雰囲気の漂う楽曲を持ち込んでくれた。その後メンバーチェンジを繰り返し活動が失速していってしまったが今はどうしているのだろうか?現メンバーの方、もしコレを見たら連絡ください。
(8) 気まぐれ合唱団的少年物語 / 気まぐれ合唱団
本作の中でもちょっと異色なバンドによる異色なナンバー。だ〜ふくのリクエストは彼らの代表曲である「デスメタル父ちゃん」のような感じの曲だったのだが、当時のベーシストの嗜好が違う方向を向いていたらしく、ちょっとファンク色のあるヘヴィロックな曲に仕上がったという。バンド自体は今もあるらしいのだが、きまぐれとしての活動は休止中で、きまぐれメンバー+女性ボーカルというバンド「Jenny&The Legmarky略して子でびる隊」で活動中とのこと。
(9) Don't ask me why / Aldebaran
元LazyC ' Lazyのボーカリスト、JUNが立ち上げたバンドによる初の公式音源。といってもその後、デモCD-Rを一枚出したきりで解散してしまったので現在でも入手可能なのは本作だけかもしれない。メンバーに恵まれず、ライブも数えるほどしか出来ず、JUNのやる気だけが空回りしてしまい結果的に短命に終わった不運なバンド。アメリカンHRのポップさとブリティッシュHRの湿り気を融合させて日本語詞を乗せたという感じのいい曲を書いていたのだが・・・残念だ。
(10) LETHAL LOVER 99' / AZRAEL
2000年1月にリリースされた彼らの2ndアルバム「KING OF THE STEELY NATION」に収録されている楽曲・・・なのだが、実はそれ以前の'99年に無料配布されたデモCD-Rに収録されていたバージョンを本作では拝借した。その後のアルバム・バージョンとはアレンジが全く違うので聞き比べてみるのも面白いだろう。その貴重な音源をだ〜ふくがメンバーに頼み込みOKの返事をもらう。ちなみに本作収録曲の中でこの楽曲だけJASRAC登録されていたので著作権を払うことに・・・ということで本作にJASRACシールが貼ってあるのはそのためです。
(11) GET YOU DOWN / XANADU
今は亡きXANADUの残したポップ・ナンバー。バンドから提出された音源を聞いただ〜ふくが思わずズッコケたというシロモンだ。「オレが作ろうとしているのはHR/HMのオムニバスなんだよ?わかってるの?」という問いに対しマイケル曰く「そーゆー中にこーゆー曲があると目立つんじゃない?」・・・まぁ、確かにそれは目立つだろう。こちらの意図を逆手にとって収録されたこの曲は意外にも評判がよく、その後の彼らのライブでは重要なレパートリーとなる。この曲も本作以外には発表されていない。
(12) Monster Rhapsody / Jack Rose
本作収録バンドの中では一番の若手バンド、Jack Roseも今ではすっかり中堅どころ・・・となってはいるのだが、2004年のメンバーチェンジを機に音楽的な方向性とバンドのコンセプトを変えたのでその後の付き合いがほとんどなくなってしまった。ということで彼らのHR時代に残された貴重な音源となるこの曲も本作にみに収録。
(13) 魔物の森 Part 2 / Marge Litch
当時のハードプログレ・シーンでダントツの人気を誇っていたバンドがこのMarge Litchで、後にALHAMBRAを結成するメンバーがいた時代に唯一残された音源だったように記憶している。当然、本作以外では発表されていない。テクニカルな演奏陣と驚異のハイトーンを巧みに使いこなすJUNKOのヴォーカルは本作の中でも強い印象を残すと思う。本作の制作意図を汲んでか提供された楽曲は彼らのレパートリーの中でもロック色の強いものだが彼ららしい一筋縄ではいかない凝ったアレンジが施されている。現ALHAMBRAのルーツはここにある。
(14) SILENT STEEL / SLEAZY WIZARD
90年代の関西インディーズ・メタルシーンの中心的バンドだったSLEAZY WIZARDがそうそうたるメンバーで復活した時は話題騒然となった。我が漢企画でもダメもとで出演をオファーして快諾していただいた。そんな彼らの提供楽曲は'01年暮れにイベント限定で配布されたオムニバス・アルバム「目黒鋼鉄宣言」からの再録だが、そちらが限定品であったことを考えるとやはり貴重な音源といえるだろう。
(15) これでいいのか一週間 / 蛸殴総本山
2003年末より活動休止に入った関西チープメタル界の帝王、蛸殴総本山による入魂の一曲。だ〜ふく的には同時期にレコーディングされていた「ラーメンバカ一代」を熱望したのだがメンバーの意向によりこちらの楽曲が提供されることになった。しかし、漢企画オムニバスのラストを締める楽曲という観点からするとこれで正解だったかもしれない。まさに結果オーライといったカンジだ。この曲は一年後にシングルとしてもリリースされたがそちらはほぼ録り直しということなので、このバージョンが聞けるのはやはり本作だけ。
・・・簡単に解説のつもりだったがそれぞれの曲に思い入れがあるのでつい長くなってしまった。最後まで読んでくれた方には本当に感謝である。さて、最後になるがこのオムニバス・アルバム、驚いたことに某オークションでは\4200もの値段で落札されていたという情報をいただいた。既に4年前の作品なので廃盤になったと思い込んでいる人が多いらしい。確かに数は少なくなっているが漢企画ではまだ在庫がある。希望者には通販も行うのでお気軽にお問い合わせしていただきたい。
◆お問い合わせは
こちらからお願いします。
(2006/9/15記 / だ〜ふく)

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