今日は昼過ぎから今年初めての
アンサンブル コスモリバティの練習。先月の練習は
J.ラターの『マニフィカート』のオーケストラ練習で休ませて頂きましたが、
関西フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターで指揮者としても活躍し、僕も何回かご一緒させて頂いたゲオルギ・バブアゼさんに指導をお願いしました。弦楽器の専門家から教えて頂いたことはコスモリバティにとって大きな糧となったことでしょう。
今年初めての指導はJ.S.バッハの『ブランデンブルク協奏曲第3番』から始めました。皆さん、大分弾けてきたと思います。バロック音楽としての立体感がしっかり表現され、調性や和声による音のニュアンスの違いが出てくれば、かなり良い演奏になると思います。
続いてはG.ホルストの『聖ポール組曲』。こちらもかなりできてきました。あとは細かいニュアンスですね。音量の幅広さ、主旋律や副旋律、内声、バスなどの役割。速い3拍子でヘミオラが交錯する第2楽章はまだてこずりそうだ。一時期よりかは弾けるようになりましたが(笑)。
最後に芥川也寸志の『弦楽のための三楽章(トリプティーク)』の第1楽章を通しました。バラバラでしたが(笑)、一人一人は弾けているように感じました。速いテンポでも、土着的な重い音が鳴っているのが理想。これからですね。
それにしても、「第22回定期演奏会」はなんて意欲的な曲目でしょう! せれに果敢に取り組み、自分のものにしつつあるコスモリバティの皆さんは本当にすごいですよ! 本番が楽しみです!
コスモリバティの練習後はすぐに新幹線で名古屋へ。積雪の影響で25分遅れで名古屋に到着。しかし、徐行するほど雪は残っていませんでしたし、6年ぶりに大雪が降ったという割には、思ったほど雪が残っていませんでした。
昨年の1月に雪が降った時は数日間残っていたように思います。
遅刻して、
混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤの定期練習に参加。日本の作品のメインである千原英喜の組曲『ある真夜中に』の1曲目を今日初めて歌詞付きで練習しました。心がかきむしられるような音がほしい。躁鬱が激しく、不安定な音楽。もちろん音が不安定なのはいけませんよ(笑)。そうすると、2曲目の清々しさが際立ちます。
ハイドンはなんて楽しいんだろう。次回の定期演奏会のメイン、J.ハイドンの『ハルモニーミサ』を指揮して、毎回そう思います。特にこの作品はハイドンの集大成的な作品で本当に面白い。ハイドンは幸せな人だったでしょうね。彼の作品からは彼が何か苦労を抱えて生きていたと感じないんです。同時代の作曲家で言えば、モーツァルトやベートーヴェンは苦労や悩みを抱え、それが作品に影を落としています。モーツァルトやベートーヴェンを演奏する時はその影の原因を探らなければならないのですが、それが時には精神的につらく鳴る時があります。でも、ハイドンは純粋に音楽を楽しめます(これは僕だけかなぁ)。簡単という意味ではありませんよ。ハイドンの作品には革新的なことが散りばめられていて、それを見つけて、表現していくのは簡単ではありません。でも、楽しい。
SCNの練習から帰ると、道に雪像を発見。多分ペンギンかな。