Tonight I'm Yours
トゥナイト・アイム・ユアーズ
Rod Stewart
Warner Bros. 3602
/ Warner Bros. P-11067 ワーナー・パイオニア
[1981年

最高11位]
シンプルなロックンロール中心の前作
「パンドラの匣」がセールス的に今一歩だったこともあったためか、基本的には前作の路線をキープしつつも、若干コマーシャル性を持たせたアルバム。
ニュー・ウェイヴ・ポップ風に味付けされた楽曲やエースの「ハウ・ロング」、ボブ・ディランの「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」等の認知度の高い楽曲をカヴァーして収録し、より広いファン層への訴求がはかられている。
結果は前作よりはヒット・シングルが生まれたものの、アメリカでのセールスと最高位は五十歩百歩といったところだった。
コマーシャルなアプローチはスーパー・スターとしてのカリスマ性を褪せさせた結果になったのか、この後、しばらくヒットは出るものの以前ほどの圧倒的な存在感が影をひそめ、時々優勝争いに加わる元大関のような印象を私は抱いたものだった。
Young Turks
燃えろ青春
Rod Stewart
Warner Bros. 49843 / Warner Bros. P-1575 ワーナー・パイオニア
Carmine Appice / Duane Hitchings / Kevin Savigar / Rod Stewart 作
[1981年12月19日〜1月9日

最高5位]
この年2曲目のトップ5ヒットとヒット・メーカーとしてのロッド・ステュワートはまだまだ輝きを保っていた。
ロッドのヴォーカルもロックしていて、決して悪い作品ではないのだが、ニュー・ウェイヴ調のビートに覆われたこのシングルは彼ほどのスターとしては安っぽい印象が拭いきれず、当時から釈然としないものだった。
彼自身はストーリー性があって、ライヴで歌うのが好きな曲らしいのだが。
この年のワースト5に選びたい酷い邦題も相まってやっぱりスーパー・スターにふさわしいとはいい難いと思うのは私だけだろうか。

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