1981年か82年位か。
マスメディアにはびこる百姓どもは
したり顔で言ってたよ。
「パンクはもう終わりだ」ってね。
確かに俺のヒーローだったはずの奴らは口当たりのいい
商業主義のポップミュージックをやってたり、
前衛的で自慰行為みたいな音を出してたり、
シーンから姿を消したりしてた。
退屈で薄っぺらなヒットチャート。
全てがくそったれだったぜ。
そんな風に思ってたのは俺だけじゃなかったはずだ。
その証拠に世界のあちこちから
刺激的なパンクバンド達が出現してきた。
ハードコアパンクの誕生だ。
性急なリズム。歌うというより叫ぶボーカル。
ぶっ立てたトロージャン、スパイキーヘア。
ビスだらけの革ジャン。
それから・・・
歪んだ社会から眼をそらさせない強烈なメッセージ。
一瞬で虜になったよ。
本気で世界は変わるなんて思った。
世界を変えるっていうアクションに参加できるって思った。
俺はギターを手にした。(続く)

嘘。続きません。