クリティカルシンキングとは、欧米では教育にも取り入れられている“
考え方”のことです。クリティカルシンキングを学ぶことによって、より合理的・論理的思考ができるように…というのが趣旨です。
最近ではビジネス本でも取り上げられる機会があるようですね。
“賢い判断(状況を正しく把握した適切な判断)”をするためのツールとしてクリティカルシンキングを用いることができるからです。
日本語では批判的思考と訳される場合が多いようです。
懐疑的・批判的というのはどうしても感情的に拒否反応を起こされやすいものです。しかし、私たちの生活の中でも自然にそういう思考で物事を進めている場面が多くあります。もちろんより適切な判断をするために。
たとえば、派手な宣伝をした新商品をみたとき「うさんくさいな」とか考えたことはないでしょうか?
中古車を買いに行ったとき、セールスマンは「無事故車、まるで新車のようです!」と言うかもしれませんが、ボンネットを開けてみたりトランクを開けてみたりして確認することはないでしょうか?
よりよい現状の把握・適切な判断のためには「根拠(証拠、理由)の洗い出し」「根拠の強さに応じて信用すること」が必要なのは、誰でもどこかで意識しています。しかし、根拠の評価について具体的にどうすればいいか?というところは、行き当たりばったりになりがちです。
そういった“物事のとらえ方”“考え方”についてのテクニック&ツールを与えてくれるのがクリティカルシンキングです。
実は、ここらへん突き詰めていくと“科学的思考”とか“科学”と殆ど区別がつかなくなります。
“科学”も知識や技術ではなく“考え方”だということはこのブログの最初の方の記事でも触れました。
オカルトマニアの私としては、お勧め本として以下を上げておきます。
『クリティカルシンキング 不思議現象篇』T・シック・ジュニア
認知心理学や哲学の視点からクリティカルシンキングについて解説しています。