『ヴェネチアの柱』☆☆☆★
デザイナー フィオレ・クリスチアン&クヌト・ハッペル
プレイ人数 2〜6
対象年齢 10歳以上
プレイ時間 45分
このゲームはヴェネチアの湿地帯に柱を打ち、建物を建てて町を発展させていくゲームです。各プレイヤーは5枚の手札を持ちます。このカードには都市タイルを手に入れる市長、柱を打ち込む杭打ち師、都市タイルを配置する建築家など様々な職業が描かれています。まずはスタートプレイヤーが任意の一人からカードを1枚ランダムで取り、代わりに手札の1枚を選んで返します。その後各プレイヤーは手札から任意の1枚を選んで伏せて出し、一斉にオープンします。そしてスタートプレイヤーから順にカードの処理を行います。全員が終わったらスタートプレイヤーが左隣に移ります。全ての柱がボード上にプレイされた時に最も勝利点の高いプレイヤーが勝利します。

Iさん宅でのゲーム会でマックス6人プレイ。序盤は黙々と柱が打ち込まれ、ぱらぱらと都市が建ち始めました。船頭(川沿いに誰かが都市を建てた時に加点)がなかなか出ず、私はスパイで他人の手札を見ますが見つかりません(上家にとめられていたことが終盤に発覚)。柱と都市の建築をバランスよく行ったKさんが逃げ切り勝ち。プレイ時間はインスト込みで1時間ちょっとぐらいでした。
ネットなどではあまり高い評価を聞きませんが、良く出来たゲームだと思います。ボードゲームの場合、プレイ人数の幅が広くても適正人数が限られていたりしますが、本作は人数を選ばず遊べると思います(上記のプレイ以前に2人で遊びましたが面白かったです。ちなみに超ガチな感じになります)。また考慮時間が同一(皆で一斉にカードを出す)なのでプレイ時間が長くならないのも魅力です。
このゲームの基本は、市長で都市タイル購入→杭打ち師で柱建て→建築家で都市建てる、だと思っていたのですが違うのかな? プレイ後に他の方々に聞いたところ、柱にはマーカーを乗せ、ここに他のプレイヤーが都市タイルを置いた場合1つにつき3点入り、これが馬鹿にならないのではないかと(都市で加点の為には市長+建築家で2手番かかる)。この辺りもう少しプレイを重ねて確認したいところです。欠点としては、割と単調にゲームが続いてしまうところ、またカードの種類に使う使わないの差が激しいところでしょうか(後者はある程度意図的かもしれませんが)。プレイ人数によって使用するカードが決まっているのですが、上記の基本(?)3種は何が何枚か予め知らせておいた方がプレイしやすいようです。個人的にはバッティングゲームライクなプレイスタイルや街が出来上がっていくさまなど、個人的に好みのゲームでもあり、ヒット作ではありませんがプレイの機会がありましたらお試し下さい。