『ヒクタス』☆☆☆★
デザイナー Kさん
プレイ人数 2〜6
対象年齢 6歳以上
プレイ時間 10分
このゲームはカードを使用した双六風のゲームです。数字カードは+、−どちらとしても使用できる1〜5と6〜10があります。スタートプレイヤーから順に手札を1枚プレイし、数字に応じて共通のマーカーを動かします。その後、望むならば手札を1枚補充します。自分の手番でマーカーが50の位置(SIDE Bでは50〜61の間)に移動し、かつ手札を使い切っていればそのプレイヤーが勝利します。他のプレイヤーは勝者に手札の数値に応じた点数のコインを払い、3ラウンドでのコイン数で勝者を決定します。カードの中には次のプレイヤーをとばすスキップや逆回転になるリバースなどの特殊カードもあります。あがれないのに手札がなくなってしまうと手札の初期枚数(」2〜4人プレイ時3枚、5、6人プレイ時2枚)ペナルティで取らされるので注意しましょう。

ゲーム会での4人プレイ。Sさんが連勝して逃げ切りの圧勝。自分はスローカードを連発され(手札を1枚捨てさせるカード。だから手札1枚でやられると→)ペナルティ喰らいまくりでいいところなしでした。
デザイナーさんとは面識があるのですが、名前をお出しして良いのかわからないので(ゲームの外箱・マニュアルには記載なし)イニシャルということで。ゲームとしては実にシンプルで普段からボードゲームで遊んでいる方は物足りなさを感じると思います。が、逆にボードゲーム初心者には受けが良く、こちら側に(どっち側だ?)引き込むのに一役買ってくれます。”ボードゲーム→人生ゲームとか→双六”、でも1つのマーカーをみんなで動かすところで興味を持ってもらったり。そして進め方はカードのプレイ、特殊カードは”カードゲーム→ウノ”と同じなのですぐ理解してもらえると。そして足し算引き算ができれば子供でも遊べます。教育ゲームの側面を意図的に持たせたかどうかはわかりませんが、そう考えるとマップが付いているのもよくわかります(以前ボードゲーマーのみでプレイした時に、マップは無くても良いという意見が出ました)。実にとっつきやすいのですね。プレイ時間も短く重宝しますし、マップが2面あるのもお得です。
個人的には上級者も楽しめるもう一捻り、あるいは特殊カードにより面白くなるオリジナルなものがあれば(例えば『ノイ』がノイカードでその存在を特別にしているような)傑作に仕上がったのではと惜しまれます。このゲームには、コインを減らすのみにして、誰かがなくなるまでラウンドを行うチキンレース風のバリアントがあり、こちらの方が盛り上がります。