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農相事務所費 5年で4828万計上
「太田誠一農相の政治団体『太田誠一代議士を育てる会』が東京都目黒区の政策秘書(現農相秘書官)宅を事務所として届け出ていながら、多額の経常経費を計上していた問題で、新たに00〜02年の3年間にも計2483万円を計上していたことが分かった。既に明らかになっている05、06年分と合わせ、5年間の合計は4828万円に上る」(8/27付・毎日新聞)
太田農相の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」は、読んで字の如く「育てる会」だから、太田農相を育てるために大金が必要だったのだろう。人を育てるのは大変なのである。
ちなみに、朝日新聞は今日(8/27)の社説で次のように書いている。
「太田氏の政治団体が秘書の自宅を『主たる事務所』と届け出て、05年と06年の政治資金収支報告書に計550万円余の事務所費を計上していた。この団体は、秘書に家賃は支払っていないという。では、このお金はいったい何に使われたのか」(8/27付・朝日新聞)
私が朝日新聞にお答えする。太田農相を育てるために“使われたはず”である。そうだとしたら、問題は「太田誠一代議士はちゃんと育ったのか」というところにある。ちゃんと育っていないのなら、それこそ税金の無駄遣いだ。だから、私が思うに、始めから「太田誠一代議士を育てる会」ではなく「おだてる会」にしておけばよかったのである。
太田農相は自民党人権問題等調査会の会長を務め、積極的に人権擁護法案を推進している。ひょっとしたら、太田農相は自分の身を守るために人権擁護法案を推進しているのか、と疑われるようなことを言ったりやったりしている時点で「育て方に問題があった」と言わざるを得ない。
太田農相は5年前、早大サークルの強姦事件にからんで「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい」と言い放ち、中国の毒ギョーザ事件をめぐっては「日本は安全なんだけど消費者、国民がやかましいから(安全対策を)徹底していく」と述べてマスコミなどから叩かれた。そして今度はこれ(事務所費問題)である。
毒ギョーザ事件をめぐる発言に関しては、「国民がやかましいから」というのは間違いではないので許せるとしても、「日本は安全なんだけど」という嘘は許せない。朝日新聞も「少なくとも『安心実現内閣』の閣僚にふさわしい発言だとは思えない」と書いているが、「日本は安全だ」などと思っていて、もしも「だからこそ大臣就任を引き受けた」と思っているなら即刻大臣をやめてもらいたい。
周知の通り、日本の食の安全は外国に脅かされてる。国内の食品を扱う業者だって偽装や偽造を繰り返し、「安全」よりも「儲け」を優先していた。しかも、同類の発覚が相次いだ。それでも発覚したのは氷山の一角で、今現在も発覚に怯え震えている業者、社長、責任者は数知れず存在するに違いない。そう思って警戒し、安全対策を講じるのが国民の安全を守るべき大臣の役割ではないのか。
多少ズルイやり方でカネをこっそり貯め込むのは・・・法を犯していないのなら・・・それはいい。しかしそれは、大臣としての仕事をしっかりこなしているのなら(こなそうとしているなら)である。自分の役目を理解していない人間が「大臣」として居座る国だから、日本国民は外国へさらわれもするのである。本当に、現在の日本の民は悲惨な状況下にいる。
キレイな人間などいやしないから、大臣にそれを望むこと自体に無理があるのは理解している。古今東西を見渡せば明白だ。だから私は政治家という生き物にこれっぽっちも期待していない。だが、「期待に応える気持ち」というものを抱いて人間は働いているのだ。それが分からないのなら、太田農相、「貯め込んだカネを返せ」とは言わないから、そのカネを持ってどこかへ消えて下さい。