ここではドラム缶を横に寝かせて窯として利用する方法を説明します。
(各画像をクリックすると大きなより鮮明な画像でご覧いただけます。)
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[ドラム缶の種類]
ドラム缶にはさまざまな種類が有りますが、一般的なスチール製で蓋が開く
オープン・ドラム缶というものを使うとなにかと便利です。
ドラム缶再生工場などで1缶2000〜3000円で手に入ります。
[蓋を固定するリング]
蓋を固定するリングには2種類あります。
ネジで締め付けるタイプのもの。
アームにより締め付け固定するタイプのもの。
開閉が楽なアーム式のものを窯蓋に使い、ネジ式のものはドラム缶を2連
にする場合のジョイント用に使っています。
(アーム式の場合は鍵を直接かけられるという利点もあります。)
[蓋と底部の開口]
蓋とドラム缶底部には以下のような開口を設けます。
蓋の開口部のサイズはH14cm×W22cm
これは燃焼室としてブロックを使う場合のサイズです。
底部の開口部はH7cm×W9cm
100mmφの煙突のエルボー部を付けるための開口で、隙間があると保温用の砂が流入するので耐熱パテで隙間が出来ないように煙突と固定しています。
(煙突がすっぽり入る円形に開口出来るのであればそれに越したことはありません。)
開口部のサイズや位置は厳密なものではありません。
窯を作る方が判断されるものだと思います。
[燃焼室用のブロック]
燃焼室(焚口)はさまざまなやり方がありますが、ここではブロックを使うやり方を紹介します。
燃焼室の側壁用左右2個、天井2個、正面1個の計5個使っています。
(私の場合窯前がきれいになることや作業性の問題で、床面については耐火レンガを敷き詰めていますが特に必要はありません。)
以下のような設置となります。
正面用1個は窯焚時には必要なく、炭材が自己反応を始めたのち、給気口を絞る時に有ると楽なので使っています。(詳しくは炭焼きの説明で・・)
側壁用2個の設置状態。
天井用2個の設置状態。
この状態で燃焼室は完成していますが、実際は煙の流出を防ぐために廻りを砂で固めます。
[燃焼室用のブロックの加工]
側壁用左右2個は砂の流入を防ぐため窯蓋と出来るだけ密着する必要がありますのでリング部に当たる部分をカットします。
下の画像がカット加工した左右の側壁用と正面用のブロックです。
[窯の設置]
窯は保温と火災予防のため、土や砂に埋設します。
適当な斜面に埋め込むことが多いのですが、作業性が良いのでブロックを利用して埋設しています。
(参考までにこれは密閉して火を止めている状態です。この後、窯の冷却を待って炭の窯出しとなります。)
横からの画像。
ブロックはモルタルで目地を固めているのではなく、そのまま積んでいます。
崩れないように建築用の足場パイプと直交ジョイントを利用して補強しています。
ブロック積みの内側には砂や土が流失しないようにトタンの波板を入れてあります。
−続く−

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