「ドラゴンランス戦記」の本編では語られなかったエピソード、舞台裏を題材にした
「ドラゴンランス秘史」の2巻「青きドラゴン女卿の竜」読了。
題名、表紙を見てキティアラとソス卿の話と思いましたが、
真の主人公はデレク・クラウンガード卿の部下Aブライアン・ドンナー君です(^^;;
物語は前巻「ドワーフ王国の竜」の後から始まり、
デレク卿とその部下2名がドラゴンオーブを求めタルシスへ。
タッスル、スタームとの邂逅と赤竜軍の襲撃による「槍の英雄」達の分裂。
戦記では語られなかった氷壁城でのドラゴンオーブ回収。
と進み、最後にキティアラがソス卿を配下にします。
最後だけ?なのは、ネタバレを伏せているためです。
戦記ではデレク卿の部下1号2号でしかなかったブライアン君とアラン君ですが
幼なじみの設定に加え、個性あるキャラクターになっています。
作者に存在を忘れられていたエリスタンも大活躍(^^;;
他にも
・デレクとスタームの確執とその理由
・「尖塔の青竜」でのデレク卿の言動
・トードがドラゴン卿に昇進したいきさつ
が分かります。
デレク卿のアライメントはLGから"War of the Lance"でLNに変わったのですが、
文中の言動を見て、「やっぱそーだよな」と納得しました。
そして、そんなデレク卿を更に好きになりました。
1つ残念なのは、デレク卿の部下2号アラン・トールボウの真意が不明なこと。
先に書いたとおり3人は幼なじみなのですが、彼はデレク卿の政敵グンター卿の配下で
デレクはアランをグンター卿の目付と決めつけています。
「槍の英雄」の結束とは対称的に、3人の心はばらばらになってしまうのですが、
彼がデレク卿の監視者だったのか、かつての幼なじみに協力するつもりだったのか
答えは永遠に不明でしょう。
最終巻「時の瞳を持つ魔術師の竜」では、レイストリンが黒ローブとなるいきさつが語られます。
これまでに登場した新キャラクターも関係するのでしょう。
売れ行きが悪く、翻訳打ち切りにならないことを願っています

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