先日、我が息子の中学校卒業式が
快晴の空、太陽の光が窓から差し
澄みきった冷たい空気の中で厳かに行われた。
名前を呼ばれて即座に大きな声で返事をする我が息子。
卒業証書をしっかりと受け取り、壇上の中央の階段を
力強く踏みしめ、緊張しながら降りる我が息子。
三年間の努力が認められ、
これが中学最後の大仕事と言えよう。
その姿は母親の私に取っては、”感無量”でただひたすらと
心の中で拍手をしていたのであった。
三年間本当に良く頑張った。
それなりに”虐め”もあったし、そんな事”屁”とも思わず、
通い続けた我が息子。
「誰かしら、何かしら虐めはある。そんなのイチイチ気に
してなんかいられない。
学校へ行かなくなったら俺の負けだ。」
この言葉を聞いた時
「この子は大丈夫だ。きっと長い人生を上手に生きて行って
くれるだろう…。」
と確信した。(親馬鹿だと言ってくれ(笑))
確かに今は虐めが多すぎる。
他のクラスでは卒業2、3日前に
クラス全員の名前が書かれた黒板に
一人の男子の名前が、心無い非道な人間にワザと名前を
消されてしまった子がいた。
しっかりと黒板消しで名前を消された跡があったそうだ。
消されたその子は
「自分の存在価値が否定された。
もう二度と学校へは来ない」
…と言って去って行った。
勿論卒業式も出なかった。
このクラスは最後の最後になって全員が何とも言えない
後味の悪い、卒業となったのだ。一人の心無い奴の為に。
この子も、立ち向かう姿勢を持ち、堂々と卒業証書を
受け取って欲しかったが私の本音だ。
さて本題の卒業式に切り替えるとしよう。
虐めの話はもういい。済んでしまった事だ。
今の卒業式では「蛍の光」や「仰げば尊し」なんぞ歌わない。
スマップだ(笑)↓フレッツ光(東日本)
http://momo-mid.com/mu_title/tabidachino_hini.htm
最高に泣かせる歌だ。
これを卒業生が歌う。女子はもう涙で歌えなくなっている。
こんなに良い曲を聴いたのは久し振りだ。
保護者全員がハンカチ片手に号泣した。
中には夫婦揃って出席していた保護者もいた。
親父がもう倒れそうなくらい号泣してた。
それを見た私は思わず噴きだしそうになったが、
お蔭様で私も眼から滝の様に涙が溢れ出た。
式が終わり、泣きながら教室へ戻ると、担任の先生が
”金八先生”に変貌してしまった。
「みんな死ぬなよ!卒業でお別れは悲しくない。
一番悲しいのは死に別れだ!
自ら命を絶ってはいけない!みんな生きるんだぞ!」
そう言いながら、一人一人の名前を読み上げる。
クラス中号泣だ。
私の息子もハンカチで顔を拭っている。
(↑信じられない!息子が泣くなんて。何年振りかで見た
息子の泣き姿。ぁあ…神様。)
ここで先生から渡された最後の学級通信「太陽2006」
を紹介し最後としよう。
「天使の階段」 2006.10.4
燕岳(つばくろだけ)
皆さんの前途は、限りなく明るい。
限りなく大きい。
おそれずに、逃げ出さずに、まっすぐ自分がもった
夢に向かっていって下さい。
もし、挫けそうになったり、迷ってしまったときは
自然の中に行きましょう。
そして心の声に耳を傾けましょう。
きっと答が出るはずです。
「天の声」が聞こえるはずです。
人生に無駄なことは無いと言います。
今まで自分の身に起こってきた全てのことが
今の自分を造りあげてくれています。
これから起こる全てのことが、これからの自分を
創ってくれます。
自然が与えてくれた、このからだと心で精一杯
生きてみたいですね。
ここに掲げた写真は、私が出会った美しい自然の
形です。
何か良いことがありそうな形です。
夢は、あきらめなければ必ず叶います。
あきらめずに持ち続けて下さい。
皆さんにこれから幸せがたくさんたくさん訪れますように…。
−追記−
先生はこうも仰ってました。
「大昔”雨乞い”があり、あの人の雨乞いは良く効く」
と言うが、それは雨が降るまでし続けるからだ。
人生とはそんなものだ…と。
息子は良い先生に恵まれたと思う。


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