マイケル・レディーンは、元NSC(国家安全保障会議 ※1)の対テロ・コンサルタントで、ヘリテージ財団と共にブッシュ・ネオコン政権を支えたアメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)傘下のアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI ※2)というシンクタンクの研究員であり、2002年に『The War Against the Terror Masters』という著書を出すなど、ブッシュ政権の「対テロ戦争」のコンセプトを生み出した重要な人物だと言われる。
またレディーンは、国家安全保障ユダヤ人協会(JINSA)の発起人の一人であり、80年代からのイスラエルの重要なエージェントであるとされる。
2001年末、イラクがアフリカのニジェールからウランを購入したという偽造文書が現れ(いわゆる「ニジェール疑惑」)、それを根拠にアメリカは「イラクは大量破壊兵器を持っている」と言いがかりをつけ、イラク戦争開戦に踏み切った。その偽造文書の仕掛人もこのマイケル・レディーンだったと言われる。
そのレディーンは、イラン民主主義連合(Coalition for Democracy in Iran)の共同発起人になっており、イランの現政権がイラクの抵抗勢力やアルカイダの背後にいるとして、政権転覆を訴えている。
ずばりこの男が、ムサヴィと今回の反政府デモのバックに居ると見て間違いないでしょう。
いよいよキナ臭くなってきました。
(※1 NSCは、オリヴァー・ノース大佐率いるレーガン政権の対中南米秘密作戦「デモクラシー・プログラム」を遂行し、ニカラグアの反政府右翼ゲリラ「コントラ」を育てた組織。)
(※2アメリカン・エンタープライズ研究所は、全米民主主義基金(NED)とも強いコネクションがある。)