紀州鉄道・・・・・・・・・JRきのくに線御坊駅ゼロ番線ホームにたった一両だけの車両が待っている。
パンタグラフのない車体が空に向かって広い空間を作っている。
昭和初期開通時当時のままの車両が民家すれすれにゆっくり走る。
終点西御坊から次の駅までは廃線になり枕木を外した線路が残像となって残る。
一日24往復。
和歌山電鉄貴志川線・・・・昔、沿線の大池遊園に縁があって何度か利用した。
その当時は南海電鉄が持っていたが廃線やむなしと言われていた。
地域住民の運動もあり岡山電気軌道が存続を引き継いだ。
社長のユニークな発想により生まれた猫の駅長「たま」といちご電車・おもちゃ電車・たま電車はマスコミで絶賛され全国から集客を呼んでいる。
終点貴志駅の売店に住み着いた3匹の猫たち、廃線になれば売店も撤去、住むところもなくなる運命が大きく変わった。
北条鉄道・・・・・・・・・JR加古川線粟生(あお)駅から出ている一両だけのキハ。
田園地帯にまっすぐ伸びた単線の上を走る。
大正・昭和からの面影を残している駅舎と、ユニークな経営が鉄道の存続を守っている。
7つの駅の駅長を全国公募。ボランティアで運営。寺の住職もいて駅舎を寺に見立てて法話会や悩み相談室、鉄道ファンの集いを開催している。
車の普及によりローカル線が消えていく。環境問題が大きく取り上げられる昨今、地域住民と一丸となって地域を支えるローカル線にもっと脚光を!古い歴史と文化の香りがする動く博物館をもっと見直すべきだ!
写真は大井川鉄道。昔の南海高野線の車両が静岡の山あいを走る。


4