阿闍梨・・・・・それは比叡山に1200年も昔から今に伝わる千日回峰行にて満行された人をそう呼ぶ。
「他を導く者」と言う意味らしい。
千日回峰行は比叡山の道無き峰峯を深夜に小田原提灯の灯火だけで廻り200数箇所における諸塔や祠、一木一草までも立ち止まって礼拝する「歩行禅」であり7年かけて千日、歩く距離は地球を一周すると言う。
行者は開ききらない蓮の葉を象った被り物に白装束、足には草鞋、死で紐と短刀を持ち、行の半ばで頓挫する場合それで死をも已む無しとする。
そして行半ばの9日間の堂入りにおいては飲まず食わず眠らず横にならず、ただ堂に篭って10万回の真言を上げると言われる。
何故そこまで行をするのか?
山には霊気がある。
深山に入るとそれだけで命が生き返る気がする。
森林浴とかマイナスイオンとか言われるがもっと人間にとって本質的な霊的な蘇りがそこにはあるような気がする。
阿闍梨の道、比叡山・・・・・私は心惹かれまるで恋人がそこに待っているかのように週末ともなればこの地に向かう・・・・・。
写真は比叡山、無動寺の回峰行者の草鞋


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