調査機:SuperSHERPA(オフロード2輪)
装備:幕営フル装備 天候:曇り時々雨、前日:曇り時々雨
・美利河種別林道 本線ダート17.4km
規制なし。一部断続的な舗装。
・民有林林道ブイタウシナイ線 ダート5.8km
美利河種別林道の支線、規制なし。ヒグマ目撃。
・(仮称)下ハカイマップ線
美利河種別林道の種河付近の下ハカイマップ川を
さかのぼる支線。分岐から1.6kmでY分岐。
左に青いゲート、右に支線あり。ここで引き返した。
・奥富林道 ダート区間14.9km
規制なし。
[今金町の林道]
さてカニシューマイ30個とかガッツイて満腹になった。後半戦
にいってみよー。国道37号線を南下し、国縫で国道230号線に
入る。しばらく山の方向へ進めば右手に【美利河湖】というダ
ム湖が見えてくる。ダム湖を過ぎてすぐ右に入る。そして数百
mも行かないうち【美利河種別林道】の入口と標識が現れる。
この林道は例の様に2000年にも訪れた林道なのである。舗装の
入口を左折して200m進めばダートと舗装が交互に現れ始める。
入口から7.9kmでオレンジ色の橋を渡る。さらに1.1km進むと、
左鋭角の分岐があり【民有林林道ブイタウシナイ線】の目立つ
標識もある。こちらへ行ってみよう。
この林道は良く整備されている。いや、整備されすぎて深砂利
なので少し走りづらい。広い展望の中を走る明るい道である。
しかし、この林道でサプライズが起こった。緩やかなカーブを
ハイペースですっ飛ばしていたら、50mほどの前方だろうか、
丸い感じの体長1mほどの大きな獣が草むらに逃げ込む、その
下半身を目撃したのだ。
鹿にしては太い、タヌキにしてはデカイ、色が黒っぽく見えた
せいもあり、第一印象は「若い月の輪グマかな?」であった。
そのまま直進してしばらくするとダートが切れ、【民有林林道
ブイタウシナイ線】の標識をやり過ごして左手に民家が見える
場所に出た。何かを配達に来ているトラックが停まっていて、
思わずドライバー氏に先程の動物について意見を聞いてみた。
「北海道にツキノワはいないよ。」
そのとおりである。ならばヒグマだったのか!?黒く見えたの
は錯覚かも知れない。ワタクシにとってヒグマとのファースト
コンタクトであった…
さてここで折り返して今来た道を戻る(おいおい;)
【美利河種別林道】との分岐で左折し、残りを走ろう。道筋は
舗装の急勾配の降りとなってT字路に突き当たった。出口は左
だが、右へ行ってみよう。
この道は種河付近の下ハカイマップ川の川沿いをさかのぼって
いるダートである。仮に【下ハカイマップ線】と呼ぼう。多く
の釣人の四駆が好んで通りそうな川沿いダートは【美利河種別
林道】分岐から1.6kmで分岐。左は青い鉄門で閉鎖、右は規制
がない支線があった。しかし先程のクマを思い出してビビリ、
ここで引き返した。先程のT字路を直進して、川沿いに走ると
3.3kmでダートは途切れ、種別の田んぼ地帯を通って1.3kmで
国道230号線に復帰した。
ここを左折して【奥富林道】を目指す。3.3km行くと国道が右
と直進に分かれる。直進が新道で右折が旧道らしい。ここでは
右折する。さらに4.7km行って右折、300m先で橋を渡り、再度
右折する。そのまま800m行けば【奥富林道】ダートが始まる。
前半は走りやすい田舎道、といった風で緩やかに登ってゆく。
そのうち峠っぽい所で道はクネクネし始め、ダート6.6kmで直
進気味の右分岐がある、ここは本線の左へ行く。
ここからは後半、車の交通量が多いのか、ワダチが深くなり
水溜りがいやらしい。しかも農作業の前走車に捕まってしまい
ダラダラ走行を強いられた。ダート14.9kmで林道を退出し道道
42号線に合流する。すぐ右手にはセイヨウベツ橋があるので、
こちらからのアプローチが判りやすい。
道道42号線を左折し、国道277号線(雲石国道)の交差点で左折
し八雲町の市街地を迂回する。雲石国道を進むと国道6号線に
突き当たるので右折し、森町方向へ向かう。
[八雲町の南部]
・姫川林道 熊石側に強固なゲートあり。
ゲート手前左に「野田追中二股林道 延長4,269米」が分岐。未調査。
・盤石岳林道 完抜ダート12.2km
北側の出口付近は流木で荒れ狂う。4輪不可か。
落部という場所で道道67号線へ右折、銀婚湯温泉方向へ行く。
その途中で道道が左カーブを描く所で直進気味の分岐があって
そこへ進めば【盤石岳林道】である。道幅は北海道の林道とは
思えない狭さだが、言ってみればフツーの林道である。しかし
登ってゆくに従いだんだん荒れてくる。
ピーク地点はトンネルになっている。トンネルを抜けると降り
道だが荒れっぷりは相変わらず。景色だけはいいのが救いだ。
そして林道出口付近はクライマックスに相応しく流木と土石流
で荒れ狂い、四駆では突破不能ではないかと思える箇所を通り
【盤石岳林道】の完抜ダート12.2kmが終わる。
舗装になって左折路があったのでそちらへ。ずっと進むと野田
追川を渡って道道573号線に突き当たる。ここを左折すると奥
には名高き廃道【姫川林道】が存在する。ゲートだけでも覗き
に行ってこよう。
日が沈みかけた夕暮れの中の道道を10kmくらい進むと。もはや
10キロ四方に人の気配が全く感じられない。陰鬱なオーラが
この場を支配している。そしてどんづまりには【姫川林道】の
巨大ゲートが行く手を阻んでいる。
やりようによってはこのゲートは突破できるのかも知れない。
しかし絶対に入りたくないので写真のみ撮って引き返す。なお
ゲート手前左手に支線があり、軽く中に入ってみると林道標識
【野田追中二股林道 延長4,269米】があった。規制は無いが
未調査のまま引き返す。
道道573号線を海へ向かって一直線に走り、【磐石岳林道】へ
の分岐もパスして、日が暮れたころ野田追駅周辺で線路を渡り
ようやく缶ジュースで一服。「俺、なんでオフロードやってる
んだろう…」命からがら脱出した7年前はそんな独り言をつぶ
やいたものだ。
さてTMに乗っている濁川温泉新栄館は問い合わせた。ライダー
ハウスの営業を店仕舞してしまったそうだ!仕方ないので国道
6号沿いを探そう。国道に突き当たって右折し、さっきの落部
方向へ向かう。道道67号線の分岐もパス。その少し先を行くと
【やかたドライブイン】があった。看板に民宿も兼ねていると
あるので今夜の宿に決めた。素泊まり3500円。ランドリー有。
http://www.mapion.co.jp/phonebook/M05005/01346/ST20103/
宿に上がって部屋を案内される。質素というか殺風景というか
私好みの宿だ。しかし季節が悪く、北海道特有の通気性を全く
考えていない建築設計によって蒸し暑い夜を過ごす事になった。
外では雨も降り出し、蒸し暑さに対するイライラを宥めながら
眠りについた…
[つづく]