調査機:SuperSHERPA(オフロード2輪)
装備:軽装備 天候:晴れ、前日:晴れのち雨
・朴の木林道 ピストン6.2kmフルダート
舗装の大谷林道から万波川に沿って降るダート。
入口から1.5kmで左岸→右岸に渡り、4.6kmで左岸へ渡る。
その橋の先が狭いながらUターン可能。その先は廃道。
・打保谷林道(万波側)
「吉城農協万波野菜集荷場」の舗装分岐に入り、1.8kmで左手
の橋を渡るとすぐソバカク林道の標識とダート入口。
ここに左の廃道分岐があり打保谷林道。進入せず未調査。
・ソバカク林道 ピストン3.8kmフルダート
規制なし。
・万波(上)林道(大谷林道の別名?)
「吉城農協万波野菜集荷場」からダートが始まる。
1.8kmで左手分岐に入る(こちらが本線?)
集荷場からフルダート3.7kmでR471に突き当たり終点と標識。
[起床]
9:00。今朝は軽トラが近くで停車する音で目が覚めた。昨夜は
珍しくぐっすり眠れた。徹夜だもんな。運動場からは少年達の
掛け声が聞えてくる。
そのうち軽トラが数台停まりテーブルやら鍋やらを降ろす音が
聞えてくる。なんだなんだ?どうも飛騨古川町民で野外調理の
カレーパーティーのような行事が行われるようだ。
人数は少なく見積もっても40名。折り畳みテーブル10脚以上
が設置され、巨大鍋や飯盒がドカドカと降ろされ、ジャガイモ
などの野菜が準備されてゆく。
「気にせずゆっくり休んでて下さい…」ってムリだっつーの!
炊事場に居座るのも後ろめたい感じがするんでソッコーで撤収
作業を行い、10時ごろに出発した。
※次週に塩さんもここで炊事場幕営を行い、朝には同じ事態に
巻き込まれている。
[出発]
さて朝飯はコンビニタイムリーで摂ろう。おにぎり3個セット
と充実野菜とする。店前にベンチがあるので座り込んで食べて
いると、森林公園に向かう親子連れ車が何台か事前の買い物を
しにくる。ああ、今日はうす曇りで楽チンだな〜
ケータイを炊事場コンセントに充電しっ放しだった事に気付き
引き返すと、サイトのスロープを降りてくるお父さんが「事務
棟に届けるとこだったよ」とケータイを手渡してくれた。お礼
をいって、さあ本出発だ。
[大谷林道へ]
本日は前半戦で大谷林道から小坂谷林道に繋がる道筋を進み、
その周辺林道を探索する。後半は再び利賀村を探索だ。
昨日と同じくR41からR471へ。昨日は角川で対岸に渡ったが、
本日は直進し打保へ向かう。ここは昨年に逆走したルートだ。
穏やかな宮川の流れに沿い北上する。やがて昨年も来た打保の
郵便局前に着いた。昨年は郵便配達員に質問して、通行不能と
言われて断念、撤退した場所だ。ここから健さんツーレポ97の
4日目トレースを再開する。
細い道で標識は杭状のもの、判りづらいが入ってゆくと一本道
である。また白山神社の正面が見えるのだ。この神社を右回り
に迂回して細くクネった全舗装林道が大谷を遡ってゆく。
1キロもしないうちに右手鋭角に名無しダートが延びているが
見るからに作業道でピストンなのでスルー。その先には左手に
ロータリー状の入口があるダートがあるが鎖で封鎖され地権者
による立ち入り禁止の札がある。地形図では周回できるルート
のようだが廃道チックだし、峰を越えてる気配はないので廃道
【打保谷林道】への完抜もない。スルーする。
大谷林道はどんどん標高を上げてゆき、峠を越えると高原の様
になって気分が良い。左右に作業道風の分岐があるがスルー。
少し降ったところに小さな地図標識がある右分岐を見つけた。
入口から水溜りが多いダートとなってる。【朴の木林道】だ。
[朴の木林道]
右へ折れて【朴の木林道】を進む。このダートは何となく苦手
な路面だ。幕営フル装備だからそう感じるのかも知れない。
しばらくすると右手に万波川が流れていて、流れに沿って進む。
1.5kmで橋があり道筋は右岸へ切り替わる。ここには変電所が
ある。
右岸を進むと道幅は狭まる。右手の崖が土砂崩れを起し頻繁に
路面が埋まる気配がする。この時は土砂を退かしてあり、轍が
くっきり、釣り人の軽トラが頻繁に入り込んでいるようだ。
凡そ4kmで右手に急峻な崖、左手に深い谷川という場所をやや
急な勾配で降ってゆく。調子に乗ってハイペースで進める勾配
ではない。慎重に降る。
4.6kmで道筋は再び左岸へ切り替わる。橋を渡ったところには
軽トラが何台か停まっている。ここは軽トラの転回場らしい。
それを横目に進むとすぐに道は草ボウボウのシングル道になる。
右手は急峻な谷川で左手はゴロ岩とブッシュである。一般的な
オフロードツアラーは足が竦むかも知れない。
荷物を降ろせば進めなくもないが、道筋というより谷川が左に
曲がっていて先が見通せない。昨年下流からアプローチした時
のゲートは遠いのは明らか、完抜を確認せずに引き返す。
[打保谷林道の万波側へ]
お次は大谷林道の先へ進み、昨年に打保側の廃道化を確認した
【打保谷林道】の万波側を調査したい。朴の木林道の出口を右
折して1.6km進むとダート路面となるが、標識も目印もなくて
途方に暮れる。地元ドライバーの聞き込み調査を行って、直進
ダートに進まず左折する事にした。
「吉城農協万波野菜集荷場」の舗装分岐に入り、ゴミ谷という
川沿いの道をさかのぼると、1.8km地点の左手の橋を渡れば、
すぐに【ソバカク林道】の標識とダート入口がある。実はこの
時はこの橋を見過ごして直進してしまい、700m先で行き止まり
を引き返し、この橋を渡ったのだが…(汗)
何の変哲もない橋を渡って【ソバカク林道】標識を目にする。
ちなみに、ここには鋭角左に廃道と化した分岐があり、帰宅後
にこれが打保谷林道だと知った。知っていたとしてもピストン
は確実なので進入したかどうか…この時は進入せず未調査。
さて鋭角左分岐は無視して【ソバカク林道】本線を進む。既に
標高の高い場所まで来ているせいか、登り道の道筋はうねりも
少なく、まもなく峠を越える。穏やかな峠で、眼下は宮川森安
だが、遠く乗鞍まで見渡せる。ここでは山菜採りの車も2〜3
台見かけた。さて峠の向こうへ進むと数百mで森安沢を越え、
対岸で道は終わっていた。ピストン3.8km。
国土地理院の地図に拠れば、森安沢沿いに下る完抜の道がある
はずだが…とうの昔に廃道化して、代用の【ソバカク林道】が
近年に建設されたと見るべきだろう。
さて【ソバカク林道】3.8kmダートを戻り、舗装1.8kmも戻り、
「吉城農協万波野菜集荷場」の交差点に戻った。
[万波(上)林道]
さてここで左折し大谷林道本線を進む。晴れた青空に白い雲、
交差点からオイデ×2をしているダート。北海道を思い出す。
このダートは一部舗装化しているが穏やかな私好みの林道だ。
野菜集荷場から1.8kmで直進と左折に道が分かれる。本線は
左の気配なので左折すると、スルスルと降りダートとなって
野菜集荷場から3.7kmでダートは終わり、舗装のR471に突き
当たった。ここには【万波(上)林道】の標識がある。【万波(
下)林道】もあるのかな。そもそもいつ大谷林道の名前が切り
替わったのだろう。
ここで一服し、富山ナンバーのXRおじさんとしばし歓談。
右手は富山市街へ至るのだろうが、バリケードがあって抜けら
れるか判らないようだ。どのみちここは左折するつもりだ。
左手は昨日も通った楢峠である。
酷道の悪名高いR471を南下する。左手に原山本谷の川がのどか
に流れているが、道路は道狭く砂も浮きガードレールもない。
林道よりも緊張感をもって走行する。登り勾配が強くなった
5.6kmのあたりで県道34号線へと右折し、さらに2.3kmで昨日の
ゲートに再会した。ここから後半戦だ!
[林道上百瀬水無線]
昨日登った県道34号線ダート部分3.4kmを下り、舗装500m進む
と右手に「白木水無県立自然公園」の大きな標識がありダート
が分岐している。【林道上百瀬水無線】らしい。さっそく進入
すると道筋はグイグイと登ってゆき、見晴らしの良いダートを
快走できる。GPSを見ると【林道ふれあいの森線(終点)】に
平行している。比較するとこの路面はやや路面が荒れており、
セダンではキツイからふれあいの森線を使ったほうがいいかも
知れない。さてダートは2.1kmでダート十字路となる。
右手は【特産林道西俣線】、左手は【金剛堂山東俣登山口】と
読める。まずは右手を走ることにした。【特産林道西俣線】は
最初は急勾配のせいで簡易舗装化されているが、300mでダート
になり、舗装込み900mで舗装路に突き当たって終わる。ここは
昨日の【林道ふれあいの森線(終点)】3.8km地点であり、完抜
を確認できたワケだ。短距離だがこの完抜の意味は大きい。
戻って今度は対向の【金剛堂山東俣登山口】を走る。登山道で
あるが、4輪もガンガン入っているので気後れする必要なし。
かなりの登り勾配に浮き砂利であるので対向車に気をつけつつ
登ってゆくと次第に尾根沿いのなだらかな勾配となり、2.6km
で工事中の鎖ゲート封鎖となった。登山客はここで車を停めて
登山をしている。ここも景色が良いので、一服して登山客たち
と語らった。帰りの降り走行はブレーキングがシビアとなる。
途中軽トラを追い抜く。上百瀬あたりの山小屋が送迎サービス
をしているらしい。のどかに荷台に乗り込んだ登山帰りの客達
に手を振った。
さてダート十字路では右折して【林道上百瀬水無線】を行く。
十字路は峠の地形なので東俣谷を下ってゆくのだ。途中左手に
西俣谷沿いに登っていく道筋があったが廃道確実なのでパス。
本線はとても均された路面で、舗装化の気配があった嫌な気分
になる。それでも豊かな自然の中を下ってゆくと、十字路から
9.5kmのダートを楽しめた。道筋は舗装になっても百瀬川沿い
に下ってゆく。右手に小さなスキー場やペンション「ジョリー
パーティ」をやり過ごし、舗装900mで左手に幅広い舗装分岐が
あり、情報によれば西側にある阿別当へ抜ける【上百瀬林道】
である。
【上百瀬林道】を走ると、幅広の舗装は700mだけであり突然に
幅の狭いダートに豹変する。むしろ関東の林道に似た雰囲気を
進んでゆくと、いつしか峠を越えて、ダート3.3kmでT字路に
突き当たった。一服しながら林道浪漫のNo97レポを読み返す。
用を足したりウロウロしていると、右手の草むらに朽ち倒れた
【林道ふれあいの森線(始点)】の標識を発見する。
ここは健さんレポの通りに左折することにした。しかしダート
は1.9kmで途切れてしまう。荒れ気味の舗装路を進むと600mで
右手に降りのバイパス路があった。きっと健さんはここを右折
して下ったのだな。私は直進して奥を確かめる。直進路を進む
とバイパス路から2.2kmで掘削工事中となった。
ふと思いついたのだが、この【林道ふれあいの森線(始点)】は
水無地区の【林道ふれあいの森線(終点)】と完抜しようとして
いるのではないだろうか。いつか旅程に余裕があるときに始点
側を深く探索する事にしよう。
【林道ふれあいの森線(始点)】の計4.7kmを戻り、朽ち倒れた
標識をやり過ごして直進する。標識から900mでT字路を左折、
左折して300mでダートは終わる。左折から2.6kmで県道34号線
の阿別当へ抜けることが出来た。15:10
[帰路]
日も翳ってきた事だし明日は仕事だ、ここから一目散で帰路に
付く。県道34号線の細い舗装路を南へカッ飛ぶ。大勘場、水無
と走り、牛首林道の分岐でゲートをすり抜ける。サイドバッグ
装備でも抜けられてホッとした。ダート区間を足早に駆け登り
黒いゲートをスルー。R471に合流したら楢峠を通って、宮川へ
向かう。楢峠の景色は感慨深い。
さて一服したのでR471を降り、R360に右折して合流、R41にも
合流した。飛騨細江を通るとき「帰ってきた…」という感覚。
まだまだ自宅はとんでもなく遠いのに、どういう神経だ(笑)
丹生川交差点のいつものラーメン屋「板蔵」でまた一服。
叉焼麺大盛り\890と飛騨牛串焼き3本\600を食す。
たっぷり休憩を取って辺りは暗くなっている。いざ出発しよう
とすると、ガソリンが峠を越せそうにないので、やむを得ずに
高山市中心部の花里のスタンドまで戻って満タンにする。さて
安房へ再度出発だ、もうR371で開田高原を抜ける気力がない。
安房トンネルを抜け、恐れていた沢渡の夜間通行止めも無事に
スルー。松本からオール下道でまっどさんのお膝元・竜王へ。
また気力が抜けたので善次郎というラーメン屋で味噌ラーメン
大盛り\580とライス\100を補給。
しかし萎えた気力が元に戻らず、勝沼から高速に上がり、高尾
で先日開通した圏央道を通って入間まで抜けて帰宅した。
[おわり]