調査機:SuperSHERPA(オフロード2輪)
装備:軽装備 天候:晴れ、前日:晴れ
[出発]
5時に通行止めが解除され、エンジン音で起き出す。結局眠れ
なかった。しかし目を閉じて横になるだけでも疲れは幾分かは
取れたであろう。
トイレの水を沸かして19円コーヒーを飲み、余ったお湯は冷ま
してペットボトルに入れる。転倒時にコッヘルをへこまさない
ためサイドバッグでなく後バッグに積む。よってコッヘル回収
しないと荷造りが始められないのだ、やれやれ。
今日は一日晴れているようだ。防寒着として雨合羽の上だけを
羽織り、下は荷物とする。6時に出発した。
[飛騨古川へ]
沢渡の少し先に工事現場はあった。乗鞍方面番所大滝周辺から
楢峠を通過し沢渡に降りる完抜ダートで通過する手も使えなか
ったことが判った。大人しく休んでよかった。工事現場は片側
交互通行なのでかなり待たされた。
硫黄臭い道筋を通過すると安房トンネルだ。体力を温存したい
ので600円払ってトンネルを通過。目的地は飛騨市古川だ。
平湯交差点からR471で神岡を通過する手も考えたが、この時間
なら高山市からR41を使ってもタイムロスにはなるまい。R158
を継続走行する。平湯トンネルの手前の電光掲示板では気温は
4℃である。さむいさむい。
そのまま下り坂をひた走り町方交差点に着く。途中お気に入り
のラーメン屋「板蔵」はまだ開いていない(笑)。町方交差点は
敢えて直進しR41へのショートカットをする。すぐにR41に突
き当たるので右折して北へ。すぐに「国八食堂」があるが通過。
ダラダラと流れる車の流れに乗って、飛騨古川の新蛤橋を渡る
先のローソンで朝食を摂ることにした。
ここはミニストップに似て店内に軽食コーナーがある。調子に
のって弁当2つとシュークリームを食べたら流石に具合が悪く
なった。古川森林公園キャンプ場に電話をかけ、開いていたら
受付しようと思ったが中々電話に出てくれない。痺れを切らし
出発した。
[古川森林公園キャンプ場]
TMでは場所がよく判らないが、以前利用したユースホステル
飛騨古川の近くらしい。細江駅前の袈裟丸交差点を左折、橋を
渡って突き当たったら右折しすぐ左折。なんとユースの正面の
公園が目的地だった!
公園は見つかったがキャンプ場の入口が判らない。この丘一帯
をグルグル回り、仕舞には田んぼの中のシングル道を踏破して
山越えするとキャンプ場に出た。そのまま出口を探すと、受付
の事務棟の裏に出る。なんだここが入口だったのか。
受付棟の高床式2階に登り受付を済ませる。早くから開いてい
たが外の掃除をして電話に出られなかったそうだ。740円を
払い、今荷物を降ろして一日観光をし夕方に戻る旨を伝える。
バイクなのでサイトまで乗り入れて良いそうだ、まっどさんの
情報と違うぞ?嬉しい誤算だ。温泉の割引券は無いかと聞くと
100円割引券があったのでもらっていく。
さてサイトへ登る。斜面に所々平らに削った部分がある。その
うちの一つにテントを張る。重い荷物を中に入れればペグ打ち
は要らないだろう。テントを張り終わると少し疲れて草むらに
寝っ転がり軽く休む。炊事場で軽く顔を洗う。電灯のオンオフ
スイッチとコンセントがある事をチェック、これが今夜フルに
役立った。さて本当に出発だ!
[白川郷へ]
このキャンプ場の裏手には県道90号線が出ていて、まっどさん
のツーレポにコースとして取り入れられているが、今回に限り
富山県利賀村に絞った探索にしたいので、来年以降に持ち越し
とする。
R41に出て県道90号線の交差点をやり過ごすと、すぐにR471の
分岐点があるので左折。R471は数キロ走り角川駅の先でR360の
標識があるので橋の対岸へ渡る。川の右岸はR360打保方面、左
岸はR360白川方面でどちらもR360だからややこしい。
踏切を渡りしばらく行くとR471が右分岐、楢峠へ登る道だが、
ここは帰り道に使うのでスルー。R360をさらに進んでゆくと左
に下小鳥ダムへ向かう県道が分岐するが、ここもスルー。
さてここからR360は急勾配ヘアピンの連続となった。マシンを
ギリギリまで寝かせタイヤをフチまで使い爪先が路面を擦る。
一回対向車とご対面、ヒヤリとした。ねむ気が残っているので
慎重に進む。
延々と登ってゆくと天生峠に辿り着いた。展望の無い峠だった。
駐車場は広く、奥に林道のゲートらしきものが見える。明らか
に通行止めなので一服もせずスルー。ここからは下り道だ。
始めはソウレ山を反時計回りに回る道筋で、この辺は緩やかだ。
後半は九十九折のキツイ下りで慎重に走る。途中白山を眺める
ことが出来た。白い山ではないんだなw

眼下には白川の村落や道路、対向には有名な白山スーパー林道
の道筋が確認できる。
かなり降りて来ると全国的に有名な合掌造りの建物があった。
ついに未踏の地白川郷に着いたのだった。

R156に突き当たり、庄川の対岸にスタンドが見えたので給油。
ついでにコーラも飲む。若い店員君に牛首林道の規制について
訊ねてみた。規制あるんじゃないかという回答には、「バイク
だからゲートなんか抜けちゃうよ」とやり返すと、少しばかり
顔をこわばらせていた。不法な山菜採りに対する罰則が厳しい
のだろうか…
[牛首峠へ]
ここまでで充分ロングツーリング気分なんだが、ここから本番。
牛首峠へ向かう。R156を僅かに北上する。TMにはあやふやな
記載だが白川橋の次に架かる橋を対岸に渡る。判りやすいアプ
ローチだ。橋を渡って600m進むと変形十字路となり左曲がりの
直行が【牛首林道】だ、青い標識もある。
するすると登ってゆくと標識から2.4kmでダート開始だ。思った
より荒れていない、いや路面はまぁまぁだ。一箇所クレバスが
気になったが、ロードバイクでも走れる。
標識から4.4kmに右分岐があったが本線を進む。右折は健さんが
レポ51で迷い込んだ対岸の廃道かも知れない。標識から5.0km
には鋭角の右分岐、振り返ると奥に黒い石碑が見えた。さて、
本線を進むとバンやセダンが道端に停まって家族連れが虫採り
か山菜採りをしている。きっと近隣住民の良い行楽地になって
いるのだろう。荒れ狂った廃道という先入観が薄れてゆく。
良いペースで駆け登ってゆき、標識から9.5kmで右分岐があるが
廃道チックなんで直進、そして標識から10.6kmで峠から僅かに
下って広場に出た。ここまでダートは8.2kmとなる。

広場には3つの分岐があり、標識もある。一番左が道幅も広い
【牛首林道】の本線で大勘場まで13kmとある、真ん中は道幅の
やや狭い下り道の【村道水無白川線】で利賀ダムや県道利賀河
合線(34号線)まで4kmとあり、「こちらへ行け」と矢印がある。
そして標識にないが少し離れた右にも分岐がある。林道仲間は
【仮称・牛首林道支線】と呼び習わしている。
まっどさんのツーレポより標識の画像を拝借した。
[仮称・牛首林道支線]
体力があるうちに難路から平らげるのがセオリーなので、まず
右の【仮称・牛首林道支線】へ突入する。少し草がうるさくて
クマに対する脅えもあったが、これだけの晴天だ、オレがまぶ
しくてイヤなんだからクマもイヤに違いない、と変な安心感が
心を満たしてゆく。路面は乾いた土質で走りやすい。
支線入口から5.5kmで送電線作業者が乗ってきたと思われるハイ
エースが停まっていた。道幅充分だし、そりゃ車も乗り入れる
よな。
景色もかなり開けてきて、左手は水無湖や牛首林道本線を眺め
正面は送電線たちが迎えてくれる。この道が送電線作業用だと
確信できる。時々ビックリするようなヌカルミの水溜りがあり
丁寧なコーナリングを繰り返す。そして9.2kmで終点になった。
眼下に送電線を見下ろせる。

さて折返して9.2kmを駆け戻り、あっという間に広場に戻った。
感想としては、雨後に走ると相当ぬかるむと思う。車種や装着
タイヤによってはツライかも知れない。あと草むら突破走行に
馴染んでないと嫌な思いをするだろう。
しかし個人的にはこの手の土道を20〜30kmで走るのが一番性に
合ってる。眠気も覚め気分が澄み渡り、完全復活を自覚した!
[牛首林道本線へ]
さてお次は牛首林道の本線へ進む。ダンプでも走れるフラット
で道幅充分な快適林道だ。オンロードバイクでもOKだ。左手
に水無湖を見下ろしながら山の斜面をトラバースしてゆく。

3.9kmで右鋭角分岐があり、振り向くと「至るアテビオ林道」と
ある。この道そのものはアテビオ林道ではないらしい。どうも
【村道水無白川線】の別称がアテビオ林道と受け取った。
この画像もまっどさんのツーレポから拝借した。

ここは一旦スルーして後で解明しよう、先へ進む。利賀川下流
に向かって下ってゆき、広場から12.8kmで利賀川を橋で渡り、
少し登ると県道利賀河合線(34号線)に合流した。ここには牛首
林道の青い標識があり、終点であることが判る。
ここでダートはおしまい。
[村道水無白川線(別名アテビオ林道)へ]
鋭角右にはゲートがある。まっどさんの情報には脇がアマアマ
とあった。この時は記憶から消えていたが、まっどさんの通過
の時はゲートはこうだ。

ワタシが通る時は右にポールが2本立ってジャマしてた。頭を
抱えてしまった。一服して思案する。
下手な考え休むに似たりだ。なんとか突破をしよう。恐る恐る
フロントをポール間に差込み、斜めにハンドルを切って交互に
通す。後は気合一発!通過できた!(明日に判るのだがポール
はかなりグラグラした立て方で、サイドバッグ装備でも通過は
可能なのだ。)
気分を良くして舗装県道を通る。ガードレールが無い細い県道
は断崖の下を通る感じで、むしろ林道よりコワイ。落石もある
のであまりヤンチャせず走る。ゲートから5.1kmで利賀ダムに
着いた。ここにもゲートはあり、まっどさん通過時に比べ左手
にポールが一本立っているが、さっきに比べれば余裕である。

利賀ダムは対岸に渡る道がついている。対岸に渡ると左直角に
折れてダートの始まり。【村道水無白川線】別称アテビオ林道
であろう。500m先には左手に無料キャンプ場がある。一周が約
500mの広場だ。簡易トイレと水道があり景色も良い。だがクマ
出没注意の看板があり、いかにもなロケーション。日が暮れれ
ば恐くて眠れないであろう。
一生使うことの無いキャンプ場を出て先へ進もう。キャンプ場
から水溜りの多い道を1.4km進むと鋭角左に分岐がある。これは
牛首林道の「至る アテビオ林道」標識へショートカットする
道であろう。【アテビオ支線林道】という訳だ。後で確認する
として先を急ぐ。写真はまっどさん提供。
利賀ダムから3.3km地点で直進気味の左と直角気味の右にY字
分岐していた。右はやや細めの登り坂の砂利道で、牛首峠へと
繋がる道であろう。まずは難路の情報を得ている左手の道へと
進入しよう。
便宜上【利賀川源流支線】と呼ぶ。分岐から1.0kmで少し深めの
沢渡りがある。ワタシは沢渡りを本格的に練習したことがない
ので戦々恐々としてクリア。気合いの問題だった。

ここからが難易度が高い、という情報。しかし前半は簡易舗装
と土質の軽トラ道が勾配をもって九十九折になっている道だ。
登りは何てことない。路面が濡れていると滑りやすくなって、
降りに注意を要するかも知れない。折り紙を折るような丁寧さ
でマシンを倒し込みリズム良くセクションをクリア、朝飯前♪
そのうち展望が開けて景色を見渡せる。草がうるさくクレバス
も目立ってくるのでトコトコと走る。そのうちあっけなく終点
に辿り着いた。6.9kmであった。

写真を撮ってすぐに折り返し、降りはグリップを確認するよう
に丁寧に降る。すぐに沢渡り地点について、そのまま入口分岐
に辿り着いた。汗一つかかないので左折し【村道水無白川線】
別称アテビオ林道を登った。700mで牛首峠広場到着。
ここで右鋭角にターンし、牛首林道本線を3.9kmを再走行し、
右鋭角分岐の【アテビオ支線林道】を降る。1.2kmの良いダート
を進めば【村道水無白川線】別称アテビオ林道に突き当たる。
左折してキャンプ場を右手に見送り、1.9kmで再び利賀ダムに
戻ってこれた。牛首エリアをクリア♪
あと【まっどさんの名誉】の為。牛首支線や利賀川源流支線は
トレール車ならばともかく、エイプでの走破性は地獄である。
小ぶりの車体、小径ホイール、ロード寄りのタイヤ…ヌカルミ
走法、ブッシュ引き千切り走法に全く不向きなのである。無謀
としかいいようがない。神経ブチ切れてる。(黒タン語の誉め
言葉であるよ。念の為)ワタシなら尻尾巻いて撤退か突入して
ドツボにハマり泣いているだろう。
先行者まっどさんとエイプ君への敬意を新たにした…
[利賀ダムの休憩]
利賀ダムを渡った所でペットボトルの水を飲み一服することに
した。すると今来た道をベベ〜と爆音マフラーの音が近付いて
きた。DR250とジェベル250の二人組み、高山市からの
ライダーだった。複数でオフロード、基本に忠実だ。しばしの
歓談をする。白川郷からここまで来て、大勘場から牛首林道を
登り返すらしい。ゲートの情報を交換しよう。ここから楢峠〜
R471を北上〜小坂谷〜打保谷は通行可能だそうだ。明日の計画
は確定した。健さんのHP「林道浪漫」の宣伝もしておく。最後
にイヂワルで【利賀川源流支線】へ行かせようかと思ったが、
可哀想なのでやっぱやめた。気ぃ付けて走れや〜(^o^)/
[仮称・水無山林道へ]
時刻は14時。寝てないし昼飯抜きだし、本日はあと3本走って
打ち止めにしよう。どうせこの利賀村は後半で走り切れない。
ナイトランでクマ遭遇がコワイし、夜中に古川に戻って温泉が
閉店だったら泣くに泣けない。
ここからは健さんレポ97を参照。舗装された県道34号線を水無
谷に沿って遡る。道を横断する水溝が配置されており、どこか
奥只見のR352に似ている。利賀ダムから2.5kmで右にトーテム
ポールみたいな標識がある。ここが【仮称・水無山林道】だ。
水芭蕉群生地への標識に従えば良いだろう。
1車線半というべきか、石ころの混じった普通の林道を登って
どんどん高度を上げてゆく。眼下には水無谷、対向には次なる
ターゲットの道筋が見える。なお帰宅してYahoo!マップを見て
気付いたのだが幾つか支線があるようだ。しかしワタシの目を
以ってしても気付かなかったので、廃道化しているのであろう。
途中の道端にはパジェロとかが停まっていた。水芭蕉群生地は
けっこう観光スポットなのかも知れない。
8.9kmで峠っぽくなり、左に水無山登山口の標識を見る。終点
間際に枯れた群生地があり、ここがシーズンになると水芭蕉で
一杯になるのだろう。今は汚いだけだ。
地図があり、道なりに進むとすぐに終点、右側に遊歩道が分岐
して群生地をグルリと回り、車道の終点間際に合流するのだ。
ここは道幅が広く駐車場ということか。ここから草が少しうる
さくなる。
さあ終点まで行ってみよう。きっちり10.0kmで遊歩道の標識が
あり、草生しているが合流地点であることがわかる。
車道の先は比べ様の無いほど草生していた。 …でも道筋は
まだ判別できる。行ける所まで進もう!いや〜モ〜ンノスゴイ
ヤブとクレバスとヌカルミである。それが森の中を貫いてる。
牛首支線や利賀川源流支線なんかはメじゃない!キタ----!!
朽ちた丸太を踏み砕き、空中の小枝はメット・手刀・バイクで
叩き折り、草を薙ぎ倒し踏み倒して砕氷船のように進むのだ。
対クマ用にクラクションを鳴らしまくる。
これだよこれ、うひゃひゃ♪喜びと恐怖で半泣きになりながら
1kmほど進むと空が開けてきた。峠のようなところで道幅は
広くなっている砂地の道だが、雨水による深いクレバスと叩き
折れない倒木が一本。クレバスを避け倒木を潜って進んだが、
300mほどで終点となった。ある意味ホッとした。

ここまでの11.3kmを引き返す。少し日が傾いてきた。不安だ。
ソッコーで来た道を駆け下りる。結構長く感じる道程だった。
入口に戻ったのは15時。疲れたので一服し水を飲む。
この程度の陰りで不安になるなんて未だかつてなかったなぁ。
やはりクマに遭いたくないということか。さて先を急ごう。
[林道ふれあいの森線(終点側)]
【仮称・水無山林道】の分岐からさらに水無谷を遡り2.2kmの
ところで左手に良質のダートと【林道ふれあいの森線(終点)】
の標識があった。写真はまっどさん提供。

FZ400でもイケそうなフラットな登りダートをグングンと
駆け登る。先ほど走った【仮称・水無山林道】の道筋が対向に
見える。
3.8kmで一瞬舗装になる大きな左カーブで右手に分岐がある。
明日確認するが【特産林道西俣線】である。林道仲間の間では
西俣東俣林道と呼び習わされるショートカット林道だ。
5.0kmでまた右手に分岐がある。あとで判ったがうーたんさん
のホムペではこちらを本線としている。900mで行止りらしい。
ここあたりからは遥か遠くまで見渡せてとても景色が良い。
写真の正面は今来た道。遠くに見えるのは乗鞍岳か御岳山だ。
雨天に探索した健さんが気の毒だ。

また、ここはなんと携帯の電波が入る!利賀村奥地では唯一の
受信可能ポイントではないだろうか?飛騨半さんからメールが
届いており確認すると、風邪でダウンしてらっしゃる。ご養生
して下され(;o;)/
ここで健さんレポにある無線の中継タワーを拝むため、左へと
進む。何よりワタシの嗅覚が「右はピストン、左が本線。」と
言っているのだ(当てにならない)。ここからはススキ野原の
道となり、道幅は少し細くなる。クマ出没注意の標識がある。
入口から6.5kmで左手に中継タワーがそびえていた。【仮称・
水無山林道】からも見えていたのだ。この先もダートは続いて
いるが、どこまで続くか判らず、最悪あらぬところに完抜して
古川へ戻りづらくなるかも。ここで撤退する。
さて一気に来た道を戻る。飛騨古川へ一路退却だ!
[ダート険道、県道利賀河合線(34号線)!]
【林道ふれあいの森線】を出て県道34号線を左折する。200mで
鋭角左に細めのダートが分岐する。県道229号線へ抜けるロング
ダート【林道上百瀬水無線】なので明日にする、ここは直進!
直進方向は通行止めのウマがあったが何者かが脇に除けてた。
さて【林道上百瀬水無線】の分岐から500mで県道ダート区間が
開始する。山からの水でビチャビチャに濡れ、好みのダートで
はない。何よりまっどさんが今年夏にクマ遭遇したポイントで
ある。慎重かつソッコーで駆け抜ける。威嚇のクラクションは
欠かさない。高度を上げて行くと遠く右手に白い道筋が見えた。
どこの林道だろう?
そして鬱蒼とした区間に入るとすぐ黒塗り鉄門ゲートに出た!
ここで3.4kmのダートは終わる(県道34号線だから3.4km?)
岐阜県の標識がある。ようやくここまで来た!泣けるぅ。
ゲートは右脇がアマアマなのだ。

右側にはお地蔵さまが鎮座していたので「今日も一日ありがと
うございました」と合掌。ここから荒れた舗装路を2.3km進む
とR471に突き当たる。というかここはR471のヘアピンコーナー
なので右:飛騨、左:富山のY字分岐に見える。ここは県道側
に虎縞ロープの規制があるのだが路面まで垂れているので意味
を為さない。
なお、この県道はウィキペディアでは酷い書かれ方されてる。
だからこそ通った甲斐があるというものだ。
[R471から古川へ]
さて右手の飛騨方面へ進んでしばらく行くと楢峠に着く。眼下
には宮川の流れ、飛騨古川の町並みが眺められ感慨深い。
しかし里に降りるまでがノーメンテの砂浮き酷道である。ある
意味では本日一番緊張したルートである。幕営地に着くまでが
ツーリングと唱えつつ丁寧に降ってゆく。県道分岐から9.4km
でR360に辿り着いた。
突き当たりでは左右どちらが古川か判らず左折してしまった。
右が正解なのですぐに戻り、線路を越えて宮川も越えるとR360
とお別れ、R471本線は右折である。宮川を遡る形で左岸を走る
とすぐにR41号に合流した。
この合流点には焼肉屋「かおる」がある。出発時に目を付けて
いた。ここは飛騨名物を食べねば!本日の「ランチタイム」!
注:17時。
店内にはまだ誰も客が居なかった。おいおい大丈夫かい?店員
さんに「飛騨名物の○○チャンってなんだっけ?」と確認して
まずはケイチャン定食ライス大盛をオーダー。BBSやメール
のカキコ中に鉄板が運ばれ、鶏肉と野菜を味噌漬けしたものを
焼き始めた。写真なし。
なんという少なさだ(ToT) いやこれが一般的な量なのか?
ソッコーで平らげ、今度はトンチャン単品を追加!!!これは
中々噛み切れずイタリア人のように時間をかけて食べた。
とても美味しかった。量もまぁまぁ満足した。今日はこの辺に
しておいてやるか。
[桃源郷温泉]
ようやく飯にありつけて急速に眠気がきた!幕営地に寄ると、
そのまま寝てしまいそうだ。手拭いも持ってきていることだし
温泉に直行することに。R41から橋を渡って県道90号線に入り
案内の看板通りに進むとちょっと山間に桃源郷温泉があった。
百円割引券を買っていたので500円だ。
内部は普通のスーパー銭湯風。湯出し口のお湯を舐めると味は
流石に温泉だ。2時間くらいまったり温まってからあがった。
[酒購入と幕営]
県道90号線を戻り、国道沿いコンビニ「タイムリー」でカップ
酒と缶チューハイを買い、古川森林公園へ戻る。
キャンプ場はなんとキャンパーがオレ一人、さみしいなぁ。
しかし特権が発生!炊事場の屋根の下がガラ空きなのでテント
をそのまま移してしまう。水道、電灯、コンセントが完備だ!
コンクリ床面がとてもキレイなので銀マットを敷き、しばらく
外でちびりちびりやりつつ、快適な夜を過ごしてから眠った。
…ところでタイムリーで掛かっていた店内放送の曲が懐メロで
とてもしんみりした。一曲ほど聞いたこと無いんだけど、気に
いった70年代歌謡曲風な歌があった。帰ってからネット検索で
ヒットしたので、下記に記しておこう。
Was Ich Dir Sagen Will(別れの朝)(昭和46年)
曲:Udo Jurgen 訳:なかにし礼 歌:ペドロ&カプリシャス
下記URLはMIDI音源で曲だけ聴けます。
http://www15.plala.or.jp/hiroiosa/index-ikinuki-mysong-wakarenoasa.htm
1971年ですね。これ聞いたことある人いらっしゃいますか?
…しかし、秋の夜に森の中で一人キャンプ中に
この曲が頭をリフってるって、
ものすげーさみしくないかぁ(´A`)
[つづく]