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2001年10月31日 → 2011年10月31日  「西冷」日誌
丸1年ぶりの更新です。
自分の活動が多岐に拡がったこともあるのですが、
『ハダカの城』、西宮冷蔵のニュースと言えば、
昨年11月のイベントの様子から具体的なご報告が出来ませんでした。

今年は、3月の「東北大震災」のインパクトが大きく、続く「原発被害」、
出口の見えない"この国"の政治不信、
そして自らの、それぞれの足元の生活が本当に不安定であること。
反して、ずっと抱き続けている違和感と、目先の不透明さに苛立つ焦燥。
既視感と未視感とか、あやふやな予言や解釈、
識者の言葉も結局は真理ではなく、世界と自分の心のズレを感じています。
ずっと僕自身が混迷していました。

もう一度、起点に戻ろう。

西宮冷蔵にとって"あの事件"からの現代。
今年2011年は、その場面から10年の時が経ち、
来年1月23日の朝は、
水谷洋一社長「実名告発」の瞬間からも10年目になります。

僕にとっては、『ハダカの城』以後。
水谷社長と、大阪・梅田の曾根崎陸橋で出会ったのが2003年の10月。
この時間と事実の質量を、
誤魔化さずに捉えなければならないと感じました。


2011年10月31日。
僕は水谷社長と会うため、一路、西宮へと向かった。
駅に着くと、いつもの様に社長は改札で待っていてくれた。
ロータリーに待たせていた車には、長男・専務 甲太郎さんたちも居られた。
「寒くなったので、今夜は久しぶりに鍋にしましょう」
この夜の場面から再びカメラを向けることになった。

まさに10年前の【2001年10月31日】、西宮冷蔵倉庫内で、
「関西ミートセンター」職員による"牛肉詰め替え偽装"の作業が行われたのだ。

この10年で失くしたもの、残したもの、始まったもの、生まれたもの。
そして、見えてきたもの。


止まったままのこのブログにも、
毎日、必ず数人の方が訪問してくださっていました。
また、少し時間が掛かるかもしれませんが、
「始まりの終わり」を経て、生き続けている物語を綴ってみたい。

また来春、【告発10年目】を機に、
『ハダカの城』を再度見ていただく場を作りたいと考えています。
合わせて、事件の瞬間とこの10年を、
西宮冷蔵と関わった方々とお話出来ればと計画してます。
詳細が決まりましたら、まずは当ブログでお知らせ致します。

なにか使命な様なものを抱える技量も覚悟もありません。
ただ、西宮冷蔵と「現代(いま)」を抱えることからしか
未来を見る方法は無いと確信します。

勝手なお願いでありますが、
これからも『ハダカの城』の応援、西宮冷蔵のご支援宜しくお願いします。


『ハダカの城』監督 柴田誠 拝
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映画『ハダカの城』作品解説  作品解説・お知らせ
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偽装告発
− これは始まりの終わりであって、終わりの始まりではない


2002年1月23日。
日本の"食の安全と信頼"を脅かす事件が発覚した。
BSE(狂牛病)による業界支援制度を悪用した、
「雪印食品による牛肉偽装詐欺事件」。
その朝日・毎日新聞のスクープ記事の基となったのが、
兵庫県・西宮市にある倉庫会社、
西宮冷蔵・水谷洋一社長の内部告発だった。

告発から3ヶ月後、雪印食品は解体。
しかしその後、西宮冷蔵も、
偽装詰め替え作業時に「在庫証明書が改ざんされていた」と、
国土交通省より営業停止処分をうける。

続けて、内部告発の反感からか、相次ぐ取引先の撤退。
西宮冷蔵の業績は追い込まれてゆくことになる。
2003年5月25日には、
電気代滞納により、ついに倉庫への送電が停止される。

だが、理不尽な、巻き添えをくった廃業に納得がいかなかった。

2003年10月。大阪・梅田、曾根崎陸橋。
寒風に揺れる『まけへんで!! 西宮冷蔵』の幟。
水谷社長は、「西宮冷蔵、再建」を目指し、
告発の経緯を記した書籍販売の露店を開いていた。
わずかな生活費を稼ぐのと、再建支援のカンパを募るのが目的だったが、
自らの信念の火が消えていないことを社会に証明するためでもあった。

この作品は、その陸橋での活動から会社再建、営業再開へと続く、
"寡黙な戦(いくさ)"の記録である。

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[2007年 / 日本 / DV / 123分 ディレクターズカット(DC)版)]※日本語字幕付き
[2007年 / 日本 / DV / 108分 シアター(劇場)版)]
■出演:水谷洋一 / 水谷甲太郎 他
■監督・撮影・編集:柴田 誠 ■製作:『鳥類』/ Sei SHIBATA
■配給・宣伝:Nui企画 / 楠瀬かおり ■録音・整音:岸本祐典 / 浅井佑介
■音楽:米田みちのぶ ■題字:ジュンコ
■協力:ビジュアルアーツ専門学校・大阪 ■後援:山ドキュin大阪

◎「予告編」と「作品コメント」は、右の【続きを読む】からお入りください。
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『ハダカの城』自主上映のご案内  上映問い合わせ
映画『ハダカの城 〜西宮冷蔵・水谷洋一〜』を
上映してくださる方・団体を募集しています。
上映会開催の経験、有無は問いません。
初めて上映会を行う方は、お気軽にご相談下さい。

<上映素材>
 『ハダカの城』は デジタルビデオ作品 のため、
 上映はビデオプロジェクターでの公開が可能な場合のみとなります。
 上映会場の施設についてご確認願います。
 
 「自主上映会」でお貸しするのは、
 【ディレクターズカット版:123分】のバージョンになります。
 
 現在、準備できる上映メディア(ビデオテープの規格)は、
 【DVCAM】と、【DVD−Video】になります。
  ※劇場・ホールでの上映会(100人以上規模の会場)は、
   【DVCAM】でお願いします。
   【DVCAM】については、専用ビデオデッキを主催者側で、
   別途、ご用意していただく必要があります。
  ●どうしても上映機材が用意できない場合は、ご相談ください。
   別費用が必要になりますが、近畿圏であればこちらで手配できます。

  ※劇場・ホールではない"小規模での上映会(100人以内)"開催は、
   【DVD−Video】(通常のDVD規格と同じ)でも可能です。
   但し、【DVCAM】に比べ画質が落ちます。
   また、会場や主催側の器機によっては上手く再生出来ない場合があります。
   「サンプルDVD」をお貸ししますので、一度、ご確認ください。
  ※上映会検討用に「サンプル試写用ビデオ(VHS)」「サンプルDVD」を
   お貸しすることもできます。お申し付けください。
   また、個人視聴の為の作品レンタルは行っておりませんので、予めご理解ください。
   宜しくお願いします。


◎詳しくは、右の【続きを読む】以下をお読みください。
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【お願い】西宮冷蔵・水谷洋一社長への講演等の依頼について  
このサイトは、ドキュメント映画『ハダカの城』に関してのみ対応しております。
西宮冷蔵・水谷洋一社長への講演等は、直接、『西宮冷蔵』へお問い合わせください。
◇〒662−0934
 兵庫県西宮市西宮浜3−11−2
 TEL/0798−35−1234(代表)
 FAX/0798−35−1237
 担当:西宮冷蔵株式会社 専務・水谷甲太郎


西宮冷蔵の近況については、下記サイトでもお知らせしてます。
◇Yahoo!ブログ - 雪印の偽装牛肉告発! 西宮冷蔵の日記
 http://blogs.yahoo.co.jp/nishinomiyareizou
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西宮冷蔵のホームページが出来ました!  「西冷」日誌
・負けへんで!! 食の安全に邁進する西宮冷蔵株式会社
 http://nishirei.net/

長らくお待たせしましたが、やっと西宮冷蔵のHPが開設されました。
これまでの会社歴史、「食の安全」に向けての活動や、
食の安全・安心に向けたメッセージ商品「西宮冷蔵ブランド通販」、
水谷社長の講演や『ハダカの城』上映情報まで網羅した、
充実したサイトになりました。

本日(8/10)、早速、新聞メディアの方でも紹介されました。
・西宮冷蔵が神戸牛の販売開始…雪印食品の偽装告発から8年
 http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/topics/news/20100810-OHO1T00083.htm

当サイトと合わせて、これからも応援よろしくお願いします。
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2011/9/11

いまは、なにもできない。しかし、、、  
一週間経った。。。

−−−−−−−−−−
なにもできない。
なにかをせざるを得ない気持ちはあるが、
いまはなにもできない。

痛みは共有出来ない。
不安は受容出来ない。
恐怖は理解出来ない。

僕は力も知識も権威も無い。

だから、いまは、【これから】とちゃんと関わる準備をする。
精神的に、行動的に、人間的に。
出来ない言い訳に焦って、混乱に荷担してしまわない様に。

自分の目と耳で感じたことを信じるしかない。
自分の声と言葉が導くものを信じるだけだ。
そして、手で触れることが出来るものが事実だ。
そして、それが要求してくるものが真実だ。

その全部が、現実だ。
起こってしまった。
始まってしまった。

待とう。
正しい、正確な、本当の現実が、もう少し確かに判るまで。
絶望を避けるにはなにもかもが遅すぎたのだし、
希望はそれでもこれから始まるのだから。
見失いそうな、弱く、小さな、現実を諦めず見つけること。

僕の仕事をしよう。

−−−−−−−−−−
『ハダカの城』、西宮冷蔵の物語には、
1995年1月17日に起こった「阪神淡路大震災」も大きく関係している。
水谷洋一社長の内部告発が報道された当時、
震災と「雪印」との関わりについては全く触れられていなかった。
その、“人”の過ちを犯す弱さと、正義を求める強さに惹かれ、
この作品に取り組んだ。

今度の災害には、抱えようのない絶望が在る。
だけど、絶対に立ち上がる。
そこに“人”がまたつくる物語がある筈だ。
いまは、なにもできない。
でも、絶対に諦めない。
「西宮冷蔵」と水谷社長、
そしてこの復活再建を父親と共に闘った、
長男・専務 水谷甲太郎さんの懸命な姿がまだ此処に在る。

その事実を希望にして、僕もこの時代から目を逸らさないでいよう。
まけないで、東北。がんばるんだ、日本。がんばろう、みんな。

"悩みごとや悲しみは最初からあるが、喜びはだれかが作らなければならない"
◎エラ・ウィーラー・ウィルコクス「ソリチュード(孤独)」を引用しての
 井上ひさし「朝日賞・大佛次郎賞」受賞でのスピーチより。

柴田 誠
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2010/11/26

2010年11月23日「鈴木邦男ゼミin西宮」  「西冷」日誌
昨日、西宮市内で開催された「鈴木邦男ゼミin西宮_第2回」に参加。
今回、ゲストスピーカーとして
西宮冷蔵・水谷洋一社長が登壇されるということで、僕も馳せ参じた。

鈴木邦男氏については、各自で検索くださいm(__)m

このイベントは、「西宮冷蔵、復活再建」を支援された
地元西宮の出版社【鹿砦社】主催によるもの。
・鹿砦社のホームページです。 http://www.rokusaisha.com/
いろいろ過激な内容の書籍の多い出版社ですが。。。
この日の集まりは現代に於いて、興味深い出来事なのだと思う。
まず、鹿砦社主催で鈴木氏のイベントを企画すること。
※現在、鹿砦社『紙の爆弾』は鈴木氏の連載を掲載している。
で今回、鈴木氏の講演のテーマが「排外主義と三島由紀夫」で、
そのイベントに水谷社長が参加すること。
"内部告発"というキーワードと、
現代日本の外交、防衛、三島由紀夫、等々の言葉から、
先だっての「尖閣諸島ビデオ流出問題」の是非へと話題は拡がった。
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混沌(カオス)とした空間と時間になるのだろうと予想したが、
結果、水谷社長のペースが牽引することになったのだが。。。(^^;)
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その後の懇親会に僕も参加。思いと反して(笑)、和やかな酒宴となった。

◎11/25(木)に『三島由紀夫と一九七〇年』という本が鹿砦社より刊行される。
 1970年11月25日の"あの事件"から40年目になる今年、
 世間は「時代の検証と現代の符号」とする意もあって"三島ブーム"に湧いた。
 各出版社からも関連書が出たが、この本は決定版と言える。
 過去、どの書籍にも収録されていなかった貴重な資料3篇の採録と、
 衝撃映像のDVD(なんと! 英字幕付『MISHIMA』本編)が付いている。

もう、2010年も師走に向かう。
様々な不安を抱えて、また新しい10年を迎えることになる。
西冷の戦いとは?
我々はなにと戦っているのか?
覚悟して見据える場面が近づきつつある。
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2010/8/16

【追記】阿倍野映画祭、いよいよ開催!  上映告知
いよいよ、今週金曜8/20から、21(土),22(日)の3日間開催されます。
・ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》
 http://www.hdff.jp/

『ハダカの城』の上映は、初日8/20(金)13:00pmから。
西宮冷蔵・水谷社長も舞台挨拶してくださることになりました。
また、当日17:15pmからの「トークセッション」には柴田監督が参加されます。

会場「阿倍野区民センター」へのアクセスは、大阪・梅田からだと、
地下鉄谷町線「東梅田駅」で「阿倍野駅」6番出口西へ1分です。
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皆様のご来場、ご参加お待ちしております。

−−−−−−−−−−
【8/17追記】
日経新聞・夕刊(大阪版)に、映画祭の告知記事が掲載されました。
『ハダカの城』も紹介をしてくださってます。
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2010/8/2

≪阿倍野≫映画祭、参加告知  上映告知
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西宮冷蔵が、『ハダカの城』の映画祭上映告知のチラシを作ってくれました!

・ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》 http://www.hdff.jp/
・ハダカの城|ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》
 http://www.hdff.jp/movie/hadakanoshiro.html

『ハダカの城』の上映は、8月20日(金)13:00pmからです。
また、当日17:15pmからは、柴田監督が参加される「トークセッション」も開催。
皆様のご来場、お待ちしております。
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2010/8/1

「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」に参加します。  上映告知
しばらくぶりの更新になってしまいましたm(__)m
この8月、『ハダカの城』が映画祭で上映されることになりました(^^)/

・ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》
 http://www.hdff.jp/

映画祭公式HPに作品紹介もアップされています。
・ハダカの城|ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》
 http://www.hdff.jp/movie/hadakanoshiro.html

今回「8回目」となるこの映画祭は、小さいながら"誠実さ"と"質量"を持っています。
2005年の「3回目」の時に、僕は観客として参加しました。
その時の人との出逢いも、『ハダカの城』の一般公開、現在の活動の支えとなっています。
"あの会場"の、"あのスクリーン"に、
自分が見つめた映像が流れるのは、殊更、身が締まる思いです。

『ハダカの城』は、映画祭初日8月20日(金)13:00pmからの上映です。
また当日は、17:15pmからの「トークセッション」にも登壇させていただくことになりました。
これまた、今から緊張してます(^^;)
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