「フレッシュプリキュア 第42話 ラビリンスからの挑戦状.2 挑戦状、来る」
フレッシュプリキュアSS ラブの大冒険
フレッシュプリキュア 第42話 ラビリンスからの挑戦状.2 挑戦状、来る
翌日
公園に集まったラブ、美希、祈里、カオル、シフォン
体力は回復し、戦える状態に戻った
しかし、まだ武器が壊れたまま
しかも、せつなが依然行方不明のままで、アカルンが使えずラビリンスに乗り込む事は不可能
「大変よ!」
その声と共にミユキが走ってやってきた
「さっき、テレビの電波ジャックがあって、ラビリンスが声明を出したわ!」
その大変な内容は・・・
世界破滅を祝して裏切り者のイースと付き人タルトの処刑を行う
日時は明後日の正午!!
『全世界の愚かな人間たちへ
我らラビリンスはあと数日のうちに、諸君らの住もうこの地上の大地を跡形も無く消し去るであろう
職らにはもはやそれを防ぐ手立てはない
天命と思い、自らの大地と生死を共にせよ
なお、この覇業の達成を祝し、全滅したプリキュア一味に加担した裏切り者
イースとその付き人タルトの処刑を盛大に行う
興味あらん者は冥土の土産に見物に来るがよい
日時は明後日の正午
場所は横浜みなとみらい
以上』
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
空中戦間デウスエクスマキーネ
右腹部、牢獄の間
手足を鎖で繋がれたせつなとタルト
この二日飲まず食わずの状態だ
「・・・まだ生きてまっか?パッションはん」
「・・・ええ・・・」
「こないな無様な目にあうんやったらもっとヤワな身体に生まれたらよかったわ。どうせ、あいつらはワイらを囮か人質にでも使うつもりで生かしとるんやろう
ピーチはんたちに迷惑を掛けるくらいやったら、とっとと死んだ方がマシやのに・・・」
タルトは無念さを滲ませる
「・・・たしかにそうかもしれないわね。みんなに貰った命だけど・・逆に迷惑をかけるくらいなら・・・」
せつなの脳裏にラブや美希、祈里の顔が浮かぶ
さらに・・・
『もう喜んで死にに行くような真似はやめなさい・・・!もう一人の娘よ!』
ラブの父、桃園圭太郎の顔と言葉が浮かんだ
その言葉がせつなの胸に突き刺さる
フッ
牢獄の壁をすり抜けて現れた女が一人
ノーザだ
「・・・お前達の処刑が明後日の正午と決まったわ」
「おお!せやったらはよ殺すがええ!おもんない策略に利用されるくらいやったら死を選ぶわ!!」
タルトは吼える
「・・・・・・」
せつなは黙り込んだままだ
「・・・だけど、お前達ほどの戦士はやはり惜しいと私は思うのだ・・・特にイース・・・お前はな・・・」
ノーザはそういうと、オレンジ色の液体が入ったグラスをせつなの前に差し出した
「これには不幸のエキスが入っている。今からでも遅くは無い。再び暗黒の力を受け入れ私の配下となれ!!」
「ふざけるんやない!パッションはんはプリキュアやで!そんな誘いに乗るような人ちゃうで!
・・・なあ、パッションはん!」
タルトの呼びかけに、せつな漸く重い口を開いた
「・・・・・・・・・時間が欲しい。考えさせてくれノーザ」
「何やてえ!!」
「・・・フッ・・・良いでしょう。だけど時間は明後日まで。処刑される前に決めなければ命はないわ。
それと、配下になったらノーザ『さん』と呼んでちょうだい。」
ノーザはそれだけ言うと、時空の飛び越えて消えた
「ぱ、パッションはん!あんたって人は!気でもふれたんか!?いまさらラビリンスに魂を売って助かろうなんて!!」
「・・・・」
「ワイは・・・ワイは・・・今まであんさんの事をホンマに尊敬できる人やと・・・思っていたのに!」
「・・・・」
「こんな土壇場で裏切られるとは思わんかったで!!」
「・・・・タルト。もしも、私を仲間と思ってくれるなら・・・何が起こっても私を信じて!
誇り高き死もいい・・・だけど、なぜか今私は生まれて初めて最後のその一瞬まで生へのチャンスにしがみついてみたくなったのよ!」
それだけ言うと、ふたりは再び黙り込んだ

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