2011/12/29

夏、海、c2c。  Mainline (outside London)

すっかりご無沙汰しております。もう年末だというのに、気付けば撮影記が半年分も溜まってしまいました・・・。
少しづつですが地道にupしていきますので、気長にお待ちくださいませ。

さて、今回upするのは7月5日の撮影分。この日はテムズ川の下流のほうまで行ってきました。

まずは地元から地下鉄District Lineに揺られること一時間、セントラルロンドンの東端Tower Hillへ。ここは駅名からも連想できるように、Tower of LondonやTower Bridgeの最寄駅であります。実は家からTower Hillまではそんなに遠い訳でもないのですが、このDistrict Lineというのが曲者でして、私が思うロンドン地下鉄最遅路線です。笑 駅間が短くスピードを出さないだけでなく、支線が多かったりほかの路線と複雑に交わっていたりで平面交差が多く、つっかえてばっかりの路線です。

...まぁとにかくTower Hillに到着。ここから歩いてすぐのところにあるのが、National RailのFenchurch Street駅です。

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駅の外観。シティと呼ばれるオフィス街の一角に窮屈そうに建っています。
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実はこの駅、ロンドンにあるNational Railの終着駅としては最小のものです。ホームは二面四線で、駅から直接バスや地下鉄の接続がないなど、ターミナル駅としては異彩を放っています。
実際、寝台列車から短距離列車までが分刻みで発車するほかのターミナル駅(Paddington,Waterloo、Victoriaなど)に対して、この駅に発着するのはc2cという会社の近郊列車だけです。


さて、そんな魅力あふれる(?)Fenchurch Streetから筆者が乗ったのは、Shoesburyness行きの列車。いくつか支線のあるc2cの路線の中でも、本線をひた走る列車です。

ところでc2cというユニークな会社名ですが、この言葉は一般的に、消費者間取引を意味するconsumer to consumerだとか、ゆりかごからゆりかごまでの意のcradle to cradleの略として使用される言葉です。なんでそんな言葉が会社名になったのかいろいろな憶測が飛び交っていたのですが、会社側の公式コメントによると、「とくにこれといった意味はありません。皆さんの想像にお任せします。たとえばわが社の路線が結ぶのはロンドンの"街"と"海岸"の地域(つまりCity to Coast)ですし、また、一つの会社としてもっとも大切にしなければいけないのは、お客様への責任と信頼(Commitment to Customers)というわけです。」
・・・以上、wikipediaの受け売りでした。笑

さて、London Fenchurch Streetを出発した列車は、東へひた走ります。しばらく新交通システムのDLRと並走、そしてそれと別れた後は、今度は地下鉄District Line、Hammersmith&City Lineと並走という、非常に面白い車窓が繰り広げられます。

こまめに停車を繰り返す地下鉄列車を軽快に追い抜き、列車はBarking、Upminsterと停車。BarkingでHammersmith&City Lineは終点、そしてロンドンの東端であり地下鉄の東端であるUpminsterでDistrict Lineは終点ですが、近郊列車であるc2cはこの先もぐいぐい東へ進みます。

Upminsterを出発しロンドンを抜けたあたりから、車窓は住宅街からイギリスの典型的な田舎へと変化。何もないところをかっ飛ばします。
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この列車は快速なので、いくつかの駅を通過しながら、着々とテムズ川の下流へと近づいていきます。そして数駅に停車の後、Benfleet駅を発車したあたりから右手に幅の広い川が見えてきて、次のLeigh-on-Sea駅からそれは海へと変わります。
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イギリスで初めて見る海にテンションが上がっているうちにも列車は海岸沿いを走り続け、次のChalkwellに到着。

列車はこの後若干内陸にはいるものの、終点まで基本的に海岸に沿って走ります。ただ今回は、撮影のためここで下車。
ここまでずっと定刻での運転でした。

駅から海岸沿いの遊歩道へ降り、少々散策。

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左の手前に見えるレンガ造りの建物がChalkwell駅です。あまりの海への近さに江ノ電を思い出してしまいました。

Leigh-on-Sea駅方面へ歩いていくと、跨線橋を発見。ここで撮影をします。

c2c class 357 between Chalkwell and Leigh-on-sea
日本で割と海に近い生活をしていたものですから、ロンドンの近くでこんないい写真を撮れるなんて、感動ひとしお。
ちなみにここで少し車両について書きますと、この車両は1999-2004年の間にc2c車に導入された、カナダのBombardier製のclass 357です。c2cが運行するのはは近郊列車のみで特急車両などの保有はしていないので、同社唯一の車両形式となっています。もともとは薄い青の車体だったのですが、最近c2cがバス・鉄道大手のNational Expressグループの傘下に入った時、同社のイメージカラーである白に塗りかえられました。

さて、ここで数本の写真を撮った後も、Leigh-on-Sea方面へ歩き続けます。

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保存されている(?)船と、海に浮かぶ数々のヨット。ここはエセックス州のヨットクラブがあるみたいです。

c2c class 357 between Chalkwell and Leigh-on-sea
先ほどの歩道橋から歩くこと約5分、いい感じの堤防が見つかりました。
泳いでいる人も多く、「夏!」という雰囲気ですが、実際はイギリスは泳ぐには寒すぎます。暖かい日でもせいぜい25℃前後ですからね。

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再びいい感じの歩道橋を見つけましたが、次の列車まで15分もあるようだったので撮影は断念。

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この先、線路と道は若干海岸線から離れ、海沿いのパブや商店が並ぶ一帯となっていました。
その区画を抜けると、もうLeigh-on-Sea駅はすぐです。

c2c Class 357 leaves Leigh-on-sea station
もうここのあたりでは海から川になっていますね。後ろの方にLeigh-on-Sea駅が見えます。周辺の建物に工場が目立つようになってきています。

c2c Class 357 approaches to Leigh-on-sea station
反対方面もパシャリ。後ろに見える道が、私の通ってきたところです。

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そしてLeigh-on-Sea駅へ戻ってきました。ここから帰路へ・・・といいたいところですが、この先に訪れたい撮影スポットがあったので、まだ歩き続けます。

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列車は川に沿って走り続ける一方で、道路は内陸へ向かって登って行きます。

そしてその道路の突き当りにある、footpathの入口へ。

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一気に線路の高さまで下ります。

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降りきったところ。奥に見える家々が、道路の突き当りのところです。

実はこのfootpathをまっすぐ行けば撮影地に着けたのですが、無駄な冒険心がわいてしまいまして、回り道をして新たな撮影地を開拓してみようと邪道を・・・。その結果途中で足場は悪くなるわ迷いかけるわで悲惨な目に遭いました。笑

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その迷いかけている途中に撮った一枚。今見返してみれば結構よさそうなアングルだっていうのは禁句で。笑

まぁなんだかんだで大幅に時間がかかってしまいましたが、無事に撮影地に到着。

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ここです。かの有名なストーンヘンジ・・・というのは真っ赤な嘘で、Hadleigh Castleという13世紀のお城の廃墟です。とはいえEnglish HeritageによってGrade Tlisted building(つまりもっとも保存するべき建物の一つ)として登録されているそうですから、日本でいう重要文化財ほどの価値はあるといっていいでしょう。

実はここ、公園といった感じで無料で自由に出入りできるようになっており、いろんな人ががそれぞれの時間をのんびり過ごしていました。

そんな中で私は、遠目に見える線路を走る列車をせっせとカメラに収めていました。笑

c2c class 357 between Leigh-on-sea and Benfleet

c2c class 357 between Leigh-on-sea and Benfleet
重要文化財とc2cの新型車両。

こんなことをしているうちに、夕飯までに家に帰れるぎりぎりの時間になってしまったので、ここで撮影を終了することに。

この後も、無駄な冒険心のせいで回り道をして駅まで行く羽目になったため、素直にいけば15-20のところを、結局40分くらいかけてLeigh-on-Seaまで行きました。笑
正直、この時初めて体力の限界というものを感じました。笑

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やっとの思いで駅に到着。疲れた〜!
ところで、こんな感じのホームってJR東日本にありそうじゃないですか?

待ってる途中に雨が降ってきました。さっきまで快晴だったのに、さすがはイギリス・・・。
さてさて、やってきたFenchurch Street行きの列車で帰路へ。
ぐっすり眠っているうちに気付けば列車はロンドンまで戻ってきていました。再び地下鉄との並走を楽しんでいたら、あっという間にFenchurch Streetに到着しました。

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車内の写真を一枚。シートが2+3というのは若干狭苦しい感がありますが、イギリスの近郊列車では標準的な配置です。ちなみにヨーロッパでは、リバーシブルの座席はまずなく、常に半分が進行方向を、残りが逆を向いているという状況です。座席の向きを自分で変えられるというのは、外国人が日本に来て驚くことの一つだそうです。

さて、この後はまたDistrict Lineに乗って一時間かけて西の郊外まで帰りました。
イングランドの東端からロンドン中心部まで40分、そこからロンドンの西の郊外まで一時間・・・。やっぱりDistrict Lineは苦手です・・・笑



さて、今回は少し遠くへ足を延ばし、そしてたくさん歩いた撮影でした。
疲れましたし道に迷いましたし時間もかかりましたが、ロンドンで行きかう列車たちを眺めるのとはまた違った視点でイギリスの鉄道を楽しめたんじゃないかと思います。
ロンドン在住時のいい経験、思い出になりました。
ただ唯一残念がることといえば、行きと帰りで乗車区間が異なったため往復切符が使えなかったことでしょうかね。笑


さて、おそらくこれが今年最後の更新となると思います。それではみなさん、よいお年を。

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2011/10/9

Farewell!! 1967 Stock  London Underground

ご無沙汰しております。
9月に学年が上がって以来宿題が大幅に増え、今まで以上に更新が難しくなるかと思われます。申し訳ありません。

気付けばもう10月、すっかり冬のムードですが、撮影記は溜まりに溜まって未だに6月分です・・・。

去る6月30日、地下鉄の小型"Tube"の最古参、1967 Stockが営業運転最終日を迎えました。この車両は1968年のVictoria Line開業以来、43年に渡って同線を支え続けてきた車両で、世界初のATO実用車両としても有名です。

今回そのATOシステムの更新とともに、新型の2009 stockバトンタッチすることとなりました。

さて、引退当日は金曜日だったため、学校が終わった後急いでVictoria Lineへ。
夕方ラッシュの時間帯ということで中心部の駅は不定に混雑していたため、まず郊外のとある駅へ。

2009 stock at Pimlico
新型の2009 stock。満を持してデビューした新型車両ですが、故障が多かったりなんだりで、なにかとトラブルメーカーです・・・。
皮肉なことに、この日も昼間に故障があり、それを引きずって夕方になっても10分ほど遅れが出ておりました。

1967 stock at Pimlico on its last day
ということで少々遅れてやってきた1967 Stock。ヘッドマークは前のさよなら運転のときと同じです。

この後は乗車し、「最終日の雰囲気」を存分に味わいました。
乗客はほぼ全員ファン。また地下鉄の社員やテレビ局も来ていたりで、日本ほどではなくとも、人々の鉄道への関心の高さがうかがえました。

終点まで乗ってもよかったのですが、折り返しの入線を撮影するため、一つ手前のStockwellで下車。

1967 stock at Stockwell
ブレてしまいましたが気にしない。。
私と同じく、折り返しをここで撮ろうと考えていたファンは多かったようで、ホームは乗客とファンで大混雑。
ちなみに列車は遅れを取り戻すためか、予想よりはるかに早く戻ってきました。

この後は再び乗車。ただでさえ車内はファンでごった返しているのに、中心部に入るにつれて帰宅する通勤客が乗ってきて大変なことに。ちなみにこのVictoria lineは、ロンドン地下鉄でも特に混雑する路線として有名です。

さて、途中のGreen Parkで下車。できれば本当に最後の運用(7時頃)まで居たかったのですが、この日は家族でWimbledonを見に行く約束をしていたので、ここでVictoria Lineを去り、急いでWimbledonへ向かいましたとさ。

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さて今回は、ロンドンで初めて(そして恐らく最後)の引退ベント参加ということでしたが、ファンのフレンドリーさに心が温まったり、引退という事実に少ししんみりしたりと、非常に楽しめました。鉄道ファンとして貴重な経験ができました。

それにしても私がロンドンに来たころは、2009 Stockはまだデビューしておらず、いつ見れるのかと楽しみにしていた記憶さえあります。ところがいつの間にか2009 Stockはかなりの数に増え、1967 Stockが引退してしまうのですから・・・。時の流れとは早いものですね。(そういえば、そんな私のロンドン生活も残り半年を切りました。いやぁ、早い。)

次回の撮影記で、ようやく夏休みに突入します。

それでは。

おまけ:1967 Stock Stockwell発車の様子
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2011/8/6

1938 Stock、再び。  London Underground

こんにちは。

前回の臨時列車撮影の僅か3週間後の6月19日、父の日を記念して地下鉄でまた臨時列車が走りました。
区間はHeathrow空港〜High Street Kensington。使用車両はなんとまた1938 Stockでしたが、今回はHeathrow空港乗り入れというハイライト付き。同車の同区間乗り入れは、なんと25年ぶり、引退後は初ということで、ルートが発表された時からかなり話題になっていました。

...そんなわけで、まずはWest Kensington駅へ。

1938 stock approaches to West Kensington
駅前の線路をまたぐ道路から。屋根の光の反射が…。

この後はHeathrow Terminal 1, 2&3へ。せっかくなので、空港駅で撮らなきゃ意味がありません。
ちなみに多くのファンは、2年ほど前に開業したばかりのTerminal 5駅に行っていたようなのですが、僕個人としては、日本などからの便も発着するTerminal 3の方が愛着があったことや、Terminal 5駅は空港の管轄下のため撮影に対し厳しいという話を聞いていたこともあり、あえてこの駅で。

1938 stock at Heathrow Terminals 1, 2 and 3
待っていたのと逆のホームに来てしまい慌てて撮ったので、ISO感度が高いままになってしまい、ノイズが多いのが残念なところです。
とはいえ貴重な記録ができて満足。

ちなみに驚くべきことに、この駅には私以外のファンが一人もいませんでした。ホームにいたほとんどの人は、丁度飛行機でついた旅行者の人たち。一風変わった車両の突然の登場に、みんなカメラ片手に驚いていました(笑)
あとは数人の駅員さんもそれに混じって撮影していたのですが、そのうちの一人が私に「俺と車両のツーショット撮ってよ」といってカメラを渡してきたのにはさすがにびっくり。
こっちの駅員さんは、感じが悪い人は本当に感じが悪いですが、いい人は本当にいい人です。

・・・そんなちょっと変わった経験にホクホクしながら、次の撮影地へ行くためOsterley駅へ。

駅から少し歩いたところで撮影する予定だったのですが、思いのほか到着時間が迫っていたので、駅前で適当に撮れる場所を見つけることに。

1938 stock approaches to Osterley
一風変わったアングルですが、まるで模型のようなLovelyな一枚になりました。

ちなみにこの列車10分ほど遅れていたため、結局は本来の撮影地まで行っても十分に間に合いました(笑)

続いては、Boston Manor駅へ。

1973 stock Piccadilly Line approaches to Boston Manor
すっかりおなじみ1973 Stock。地元路線Piccadilly Lineを走る車両だけあって、個人的に好きな車両です。

1938 stock approaches to Boston Manor
15分ほど遅れてやってきました。
ちなみにお気づきの方も多いかもしれませんが、後ろに見えるのはPiccadilly Lineの車庫です。

この後もさらに何往復かあったのですが、満足な結果が得られたこともあり、ここで終了。

今回は、臨時列車の地元区間の走行やHeathrow乗り入れということで、なかなか面白かったです。

それではまた、次回まで。
次回の撮影記は、前々回の記事でさよなら運転を行った、1967 Stockの営業運転最後の日です。
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2011/7/26

復刻運転 on the Metropolitan Line  London Underground

どうもこんにちは。
無事に(?)日本から帰還した管理人です。

日本でもぼちぼち撮影したので、そのあたりもupしたいところですが、相変わらず撮影記が相当たまっているのでそちらから片づけてしまいます。

毎年5月中ごろ、Metropolitan Line沿線のRickmansworthというところでお祭りが行われるのですが、その一環として、Metropolitan Lineでは動態保存されている旧型車が運転されます。
今年は23日に行われ、1938 StockとSarah Siddonsという旧型の機関車が運転されました。

実はこれ、前回の1967 Stockのさよなら運転からわずか一週間後に行われました。臨時列車としては異例の頻度といえるでしょう。

まずはChorleywood駅へ。

Metropolitan Line A stock at Chorleywood
デビュー51年目にして未だMetropolitan Lineの主力、A Stock。

Sarah Siddonsもこのアングルで狙う予定だったのですが、見事に失敗。

続いて駅近くの公園へ。
ここら辺はMetropolitan Lineでも郊外の終着駅に近く、非常にのどかです。

A stock approaches to Chorleywood
平和だなぁ・・・。

郊外区間なので列車本数もあまりなく、芝生に寝っ転がってウトウトしたりしてるうちに時間は過ぎ・・・。

Sarah Siddons at Chorleywood
Sarah Siddonsが戻ってきました。
晴れてますが雲が多い・・・。

1938 stock leaves Chorleywood
もう一本の臨時列車、1938 Stockがやってくるころには完全に曇ってしまいました・・・。
しかし子供たちが手を振ってるのが微笑ましくていいですね。

続いてCroxley駅へ。

Sarah Siddons approaching to Croxley
晴れたり曇ったりのはっきりしない天気でしたが、Sarah Siddonsが来るタイミングでうまく晴れてくれました。
この機関車について少し書くと、これはMetropolitan Lineの前身、Metropolitan Railwayが運行していた20本の電気機関車のうちの12号機です。この20本すべてにイギリスの著名人の愛称がつけられたのですが、この12号機には18世紀後半〜19世紀前半にかけて活躍した女優、Sarah Siddonsの名がつけられました。
ずいぶん古そうに見えますが(実際のところ1922年登場と古い)、実は現在のA Stockのわずか一世代前というのですから、この国の物持ちの良さには感心します。

1938 stock approaches to Croxley
続いて1938 Stock。また曇りました・・・。
この車両は名前の通り、1938年に登場した車両で、London Undergroundの一時代を築いた名車中の名車です。 Bakerloo, Piccadilly, Northern, East London, Central lineと、5つもの路線で活躍し、1988年の引退後も、多くの編成がイングランドの南にあるワイト島の鉄道で使用されています。

この後はこのCroxley駅とWatford駅の間にある、運河を渡る橋のところで撮影。

Sarah Siddons passes over Grand Union Canal
オランダほどではありませんが、イギリスにも広大な運河のネットワークがあり、産業革命を支えました。Paddingtonの近くにあるLittle Vennisは有名ですね。

1938 stock passes over Grand Union Canal
1938 Stockもここで。

この後はあえてCroxleyに戻らず、Metropolitan Lineの終着でもあるお隣Watford駅まで歩くことに。

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標識に従って歩いていくと、メインの通りから離れ、こんな閑静な住宅街へ来てしまいました。駅などありそうな雰囲気ではないのですが・・・。

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住宅街を歩くこと15分ほど、家に紛れて小さな駅舎が姿を現しました。
駅の周りには本当に家しかありません(笑)

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ホームにも人はまばらで、のんびりとした雰囲気。

Sarah Siddonsが戻ってくる時間が近づいてきたので、待ってみることに。

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やってきました。Sarah Siddonsと反対側の先頭は、National RailのClass 20を使用しています。

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停車中の様子。正面のおじさん、駅掃除の人なのですが、普通に写真撮ってました(笑)
日本では見られなさそうな光景ですね。

遅れていたためか、あわただしくお客さんの乗降や行先プレートの交換などが行われ、約3分で折り返していきました。

これで切り上げようと後続列車でHarrow on the Hill駅へ向かい、遅い昼食を済ませて駅へ戻ると・・・

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これが丁度やってきました。
今日の行程はこれにて終了。このあとActon Townの車両基地へと戻っていきました。

というわけで今回は以上です。動画をいくつか撮ったので、どこかにUPしたいと思っています。

それでは!
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2011/7/10

1967 Stock Farewell Tour  London Underground

こんにちは。
明日の便で2週間ほど一時帰国する管理人です(笑)

さてさて、今回の撮影記は5/16にロンドン地下鉄で行われた、Victoria Lineの1967 Stockのさよなら運転。1967 StockはVictoria Lineの開業以来活躍し続けてきた車両で、ATOが
世界で初めて実用化された車両としても有名です。
ただ最近では、利用客の増加に伴い路線の効率アップが求められるようになり、今回ATOの更新と同時に、6/30をもって引退・新型の2009 Stockにバトンタッチすることとなりました。

今回はその引退を記念して、完全撤退より一足先にPiccadilly, Metropolitan, District Line上でさよなら運転が行われました。なぜ他路線で行われたのかというと、Victoria Lineは全区間地下の短距離路線だから、というのが恐らく最大の理由でしょう。ちなみに、この区間は臨時列車のルートととしてもっとも頻繁に使用される区間でもあります。

まず最初の便(Seven Sisters発Uxbridge行)を撮影すべく、Rayners Laneへ。
・・・と思いきや、いい撮影地が見つからなかったのでEastcoteへ。
よさげな跨線橋を発見。

A Stock Leaves Eastcote Station

Metropolitan LineのA Stock。1967 Stockよりも古く、この車両も最期が近づいています・・・。

1973 Stock Leaves Eastcote Station
Piccadilly Lineの1973 Stock。この区間はMetropolitan LineとPiccadilly Lineが同じ線路を共用しています。

1967 Stock Railtour Leaves Eastcote Station
そしてお目当て登場。大きなヘッドマークがナイスです。
ちなみに"Not in Service"の前に"Sorry"と書いてあるのが何ともBritishですねぇ。

1967 Stock Railtour Passes between Eastcote and Ruislip ManorStation
後追い。先行列車がまだ見えます・・・。

この後続列車でUxbridgeへ。ここでは折り返しのため、列車は1時間弱停車します。

1967 Stock Railtour at Uxbridge
おーみんな撮ってる撮ってる。

1967 Stock Railtour at Uxbridge
私も一枚パシャリ。

The cab of 1967 Stock
運転台。ゴミ袋が・・・(笑)

A stock and 1967 stock Railtour at Uxbridge
隣にやってきたA Stockと一緒に。

そして発車の15分ほど前の列車に乗り、折り返し(Uxbridge発Acton Town行)を撮るべくHillingdonへ。

A Stock Leaves Hillingdon
もうちょっと丁寧に落書き消せばいいのになぁ・・・。

1967 Stock Railtour Leaves Hillingdon
そしてやってきました。

今度はさらにその折り返し、Acton Town発Ealing Broadway行を撮るためEaling Commonへ。
1973 Stock at Ealing Common Station
Piccadilly Lineの1973 Stock。

D78 Stock at Ealing Common Station
District LineのD Stock。ここではPiccadilly LineとDistrict Lineが線路を共用しています。正直、ここのエリアの路線形態は非常に複雑です(その分趣味的に面白いのも事実ですがね)。

1967 Stock Railtour at Ealing Common Station
破りぎりぎりでしたがやってきました。
この車両は1973 StockやD Stockよりも長いため、最後尾が・・・。

1967 Stock Railtour at Ealing Common Station
後追い。

この後は、このツアーの最終便、Ealing Broadway発Seven Sisters行を撮るためStamford Brook駅へ。

1973 Stock Passes Stamford Brook Station
再びPiccadilly Lineの1973 Stock。ここもPiccadilly LineとDistrict Lineの両方が走る区間ですが、ここではPiccadillyが快速運転、Districtが各停運転のため、方向別の複々線となっています。ちなみにこの駅にはDistrict Lineしか止まりません。

1967 Stock Railtour Passes Stamford Brook Station
臨時列車も快速線を走行。また最後尾を切らしてしまいました・・・。

・・・ということで、今回は以上です。
今回は完全なる鉄道「イベント」ということで、様々なファンと会うことができ、改めて鉄道発祥の地の趣味の奥深さを感じました。
ちなみにちょっとびっくりしたのが、駅員さんなどのスタッフまでもが、ファンと一緒に臨時列車を楽しんでいたということ。一眼をぶら下げて仕事をしたりしていました(笑)



次回の更新は一時帰国の後、つまり今月下旬以降となると思います。
では皆さん、それまでまた。
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