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2018/4/28

映画「I AM THE BLUES」日本で公開  ブルース

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全面的にブルースをテーマとした映画の公開です。

その名も「I AM THE BLUES」。ブルース・ミュージシャン達のセッション映像とインタビューで構成されるドキュメンタリー映画です。舞台は、ミシシッピとおとなりのルイジアナ。ジミー”ダック”ホームズの経営する有名なブルー・フロント・カフェの映像やルイジアナのザリガニ・パーティー、教会におけるゴスペルなど、コンサート・ホールやライヴハウスとは一味違うシーンを垣間見ることのできる内容で、出演者も多彩。ボビー・ラッシュやバーバラ・リンを始め、ヘンリー・グレイ、近年注目を集めているR.L.ボイス、惜しくも昨年亡くなってしまったロバート”ビルボ"ウォーカーなど魅力的な人たちが登場します。レイジー・レスターやキャロル・フランといった人の登場も嬉しいです。レスターがまたいい味出しているんですよ。

普段サポート役の多い名ギタリスト、リル・バック・シニガルがフィーチャーされているのもいいですね。

ボビー・ラッシュが演奏にインタビューに大活躍しているのも、見どころの一つでしょう。老いてますます盛んとはこのことですね。映画は彼が車で各地に案内し、行き先でミュージシャンたちと交流しながら進行します。

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Bobby Rush

カナダ人の監督ダニエル・クロスが3年以上かけて撮影したものとのことで、2017年に全米公開となっています。

映画館の大画面で濃いブルースを全身で体感してみませんか。

日本での公開は、5月26日(土)より新宿のK’sシネマで。その後全国で順次公開される予定です。

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「I AM THE BLUES(アイ・アム・ザ・ブルース)」
監督:ダニエル・クロス
製作:ボブ・ムーア、ダニエル・クロス
撮影:ジョン・プライス
編集:ライアン・ミューランズ
脚本:ダニエル・クロス、マルコ・ルナ
配給・宣伝:CURIOSCOPE
出演:
Jimmy “Duck" Holmes
L.C. Ulmer
Bobby Rush
Little Freddie King
Robert “Bilbo" Walker
R.L. Boyce
McKinney Williams
Barbara Lynn
Lil' Buck Sinegal
Lazy Lester
Henry Gray
Carol Fran
Bud Spires
Reverend John Wilkins
Sunshine “Sonny” Payne
Leo "Bud" Welch

アメリカ・カナダ/2015/106分/英語/カラー/
16:9/5.1ch/ドキュメンタリー

公式サイト
http://www.curiouscope.jp/product/i-am-the-blues/
http://iamthebluesmovie.com/

予告編映像


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Little Freddie King

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2018/4/23

BLUES & SOUL RECORDS 141号発売  ブルース

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BLUES & SOUL RECORDS 141号発売のお知らせです。今回の巻頭特集はジミ・ヘンドリクスのブルース・ルーツ。未発表音源を収録したCD「Both Sides of the Sky」が3月にリリースとなったことを受けての特集です。没後50年近く経って、まだあったんですね、未発表音源。ジミヘンのブルースはいいですね。Red Houseのようなオリジナルもいいですが、バリバリロックにアレンジされたKilling Floorなんかもしびれます。

この号では、僕は先の書き込みで触れたロッキン・ジョニーのインタビュー記事を担当しました。また、彼も関わったハウリン・ウルフ・トリビュートCD「Howlin’ At Greaseland」もレビューコーナーで紹介しました。これなかなかいいアルバムですよ。ぜひ聞いてみてくださいね。ヘンリー・グレイにテイルドラッガーといった大物から今西海岸で活躍するアラバマ・マイクやアキ・クマーら、濃いメンツが揃っています。
先日のロッキン・ジョニーの来日公演会場でも売られていましたが、CD Babyで購入できます。

Howlin' at Greaseland
https://store.cdbaby.com/cd/howlinatgreaseland

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 141
2018年4月25日発売
定価: 1,600円+税
https://books.spaceshower.jp/magazine/m-bsr/bsr141

表紙 ジミ・ヘンドリクス

特集 ジミ・ヘンドリクス
未発表音源を主とした“新作”『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』が発売されたジミ・ヘンドリクス。アルバム1曲目にはマディ・ウォーターズのカヴァーが置かれ、またもジミのブルース・ルーツが浮き彫りになった。その新作のリヴューとともに、ジミが生前に集めたいたブルースLPを紹介します。

★新作『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』を聴く
@音の壁の向こうにある紛れもないブルース
Aロック的美学が貫く斬新なブルース感覚
★ジミが集めたブルースLP25枚
マディ・ウォーターズ/ハウリン・ウルフ/アルバート・キング/ジュニア・ウェルズ/サニー・ボーイ・ウィリアムスン/ロバート・ジョンスン/ブラインド・ブレイク/ウォッシュボード・サム他
★ブルース以外のジミのコレクションから注目盤をピックアップ

【付録CD】THE WHOLE WORLD DOWN ON YOU
1960年代後半、ジミ・ヘンドリクスの活躍と同時代のブルースを収録。ジミお気に入りのブルースマンや、ファズ・ギターが響くもの、ファンクへと接近したものなど、あの時代の空気を感じる12曲。

1. JUNIOR WELLS: I Could Have Had Religion
2. LARRY DAVIS: Whole World Down On You
3. PEPPERMINT HARRIS: (Hello) Little Girl
4. LOWELL FULSON: Don't Destroy Me
5. J.B. HUTTO: Sorry
6. AL KING: It's Getting Late
7. LIGHTNIN' HOPKINS: You're Too Fast
8. JOHN LEE HOOKER: Dazie Mae
9. JIMMY DAWKINS: I Finally Learned A Lesson
10. GEORGE “WILD CHILD” BUTLER: My 40 Year Old Woman
11. LITTLE JOE BLUE: A Fool Is What You Wanted
12. LUTHER ALLISON: My Luck Don't Ever Change

【その他の主な記事】
●[インタヴュー]武蔵野ミニー/新作『Minnie’s Crib』とブルースを語る
●[インタヴュー]ロッキン・ジョニー/「僕はいつだってシカゴの人なんだ」
●[話題の映画]『I AM THE BLUES』
●[話題の映画]『私はあなたのニグロではない』
●[話題の映画]『さすらいのレコード・コレクター 10セントの宝物』
●[追悼]デニース・ラサール
●[追悼]リック・ホール
●[追悼]デニス・エドワーズ
●[語りたい逸品]CD『V.A. / American Epic』/1920年代の米国音楽を鮮やかに蘇らせた5枚組
●[語りたい逸品]CD『V.A. / Classic Gospel 1951-1960』/聴かなければ話にならないゴスペル黄金時代の古典
●[語りたい逸品]CD『V.A. / 500 Atlantic R&B/Soul Singles Vol.3&4』/ソウル黄金時代を切り取るアトランティック45の世界
● 新作アルバム・リヴュー──ハウリン・ウルフ・トリビュート/キース・フランク/マディ・ウォーターズ 他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第25回 肉体勝負のソウル・ショー─アイク&ティナ・ターナー
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「V.A. / Goin’ Up The Country」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.70 「Maple」
☆ ゴスペル・トレイン「ハイウェイQCズ」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.217/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
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2018/4/21

妹尾隆一郎お別れの会(東京)に参列しました  ブルース

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先日、日本のブルース・ハープの第一人者、ウィーピング・ハープ・セノオこと妹尾隆一郎氏のお別れの会、東京の部に参列しました。

会場の北沢タウンホールはたくさんの人であふれ、妹尾さんの交流の広さを伺い知ることができました。実行委員会の発表では300人以上が駆けつけたそうです。その中には、鮎川誠さんや、近藤房之助さんなどの顔も。僕も個人的に久々に会う人も多く、さながら同窓会のような雰囲気に包まれていました。

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祭壇に献花をするというスタイルは葬儀の形式ではありましたが、しんみりした雰囲気はなく、KOTEZの司会進行で、次々ゆかりの人々が妹尾さんとの思い出を語っていきました。笑えるお話しも多く、ライブはなくとも和やかな雰囲気で盛り上がっていました。話をした人には、永井ホトケ隆さんのようにあらかじめ発表されていた人もいたのですが、KOTEZが目に付いた人をその場で指名して急遽壇上に上がった人も多かったようです。

会場の入り口には、妹尾さんの機材や写真、雑誌記事などゆかりの品々の展示もありました。

このあと、大阪(5/25)、京都(6/9)とお別れの会は続き、そちらではライブ演奏もあるそうです。

詳しくはこちら
https://bluesisalright.wixsite.com/

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2018/4/20

ロッキン・ジョニー来日公演レポート  

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ブルース・ギタリストのロッキン・ジョニーが3月、約4年ぶりの来日公演を行いました。ジョニーと言えば、シカゴのシーンで長い間活躍し、シカゴの老舗レーベル、デルマークからリーダー作も複数出していますが、前回の来日のあとカリフォルニアに移住。

2017年の最新作「Neoprene Fedora」には、ハウリン・ウルフの”Smokestack Lightnin’”調の”Goodbye Chicago"なんていう曲も入っています。

♪さようならシカゴ、もうここを出て行くよ。
残りの人生をここで過ごすのはごめんだ。
シカゴはブルースの故郷だったけど、
いまやメンフィスやセントルイスに王座を奪われた。


となんとも、辛辣にも聞こえる歌詞です。

でも、ライヴは変わらず、シカゴのシーンで培ったディープなブルースでした。今回は、関西地区を中心としたツアーで、東京都内の公演は3月24日、中野ブライトブラウン一回のみ。それを見ました。

アール・フッカー調のスライドによるインストからスタートしたこの日のショー。ピアノのLeeを始め、このお店ではおなじみの面々がバックを付け、飛び入りゲストもあったりと、セッションを心底楽しんでいるように見えました。

オリジナルのスロー・ブルース"When the Bluesman Comes To Town”での深みあるサウンドや、 ロバート・ロックウッド・ジュニアの”Western Horizon”など、賑やかなナンバーよりも渋いナンバーが特に光っていた印象です。後者なんて、ロックウッドのいぶし銀な味に負けない感じがありました。

もちろんしんみりしたものばかりではありません。ファースト・セットのラストは、「ダンス・ナンバーだよ」と言って、ノリノリなフィリップ・ウォーカーの名曲”Hello My Darling”で賑やかに締め、2部でも最後はお約束とも言える”Sweet Home Chicago”で会場中大合唱。

熱心なブルース・ファンが集まるブライトブラウンは大いに湧きました。

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尚、この日公演前にジョニーにインタビューをしました。それは4/25発売のブルース&ソウル・レコーズ(No. 141)に掲載される予定ですので、よかったら読んでみてくださいね。

以下、この日演奏された曲目です。

ROCKIN’ JOHNNY BURGIN JAPAN TOUR 2018
2018年3月24日(土) 19:30
中野ブライトブラウン

1st Set (19:35-20:30)
(Instrumental)
Let Me Be Your Teddy Bear
I Won’t Get Married
Steady Rolling Man (Take, harp)
Western Horizon (Take, harp)
Give Me An Hour in Your Garden
Black Rat Swing (Lee, vocals)
Blues Leave Me Alone
Hello My Darling

2nd Set (21:00-21:50)
Guitar King
Smoke and Mirrors
My Baby Don’t Want Me (Kato, vocals)
When the Bluesman Comes To Town
Ain't Gonna Be No Monkey Man No More (Satoko, harp)
Long Tall Mama
Got Me Where You Want Me
(Instrumental)
Every Night, Every Day
-encore-
Sweet Home Chicago

[Personnel]
Rockin' Johnny Burgin - vocals, guitar, harp
Lee - piano, vocals
加藤つよし - guitar, vocals 
平田よしみ - bass
加賀美タダシ - drums

この東京公演の日は、東京の桜が満開になった日でした。お天気もよかったので、インタビューのあと、ジョニーと彼のマネジャーとして同行したステファニー・タイスさんを誘って、近所の公園で花見をしました。2人とも、いい時期に日本に来た、と心底楽しんでいる様子でした。

ステファニーさんは、最近リリースとなったハウリン・ウルフのトリビュート・アルバム「Howlin’ At Greaseland」のエグゼクティブ・プロデューサーを担当した人で、ジョニーのインタビューにも同席してくれました。作品制作の経緯の話など色々聞けたのですが、今回の記事の誌面がそこまではカバーできていないので、その内容はまた機会を見て紹介したいと思います。

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ROCKIN’ JOHNNY BURGIN
〜Japan Tour 2018 Itinerary〜
3/16(金) 大阪・Chicago Rock
3/17(土) 大阪・Red House
3/18(日) 京都・パーカーハウスロール
3/20(火) 大阪・Cafe & Bar LAMP
3/21(水) 名古屋・Slow Blues
3/22(木) 所沢・MOJO
3/24(土) 東京・Bright Brown
3/27(火) 辻堂・STAGE COACH
3/30(金) 神戸・Cafe Sun
3/31(土) 大阪・Howlin’ Bar

((c)写真と文:陶守正寛)
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