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2017/11/29

秋の楽しみFesta In Vinyl  音楽全般

どこの駅からも徒歩圏にはない、練馬のはずれ、白石農園で行われるFesta In Vinyl。東京23区にもこんなのどかで辺鄙なところがあったのか、と初めて来た人は思うのではないでしょうか。

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こんなビニールハウスの中でやってます

周辺は普通の住宅街なので、一時期は騒音問題で開催が中断されていましたが、昨年に続き今年(2017年)も11月に開催されました。その名の通りビニールハウスの中で行われるコンサートで、農園で採れた野菜や卵で作った料理の出店がでるのもこのフェスの大きな楽しみです。

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この日頂いた食べ物の一部

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新鮮野菜もたっぷり盛った絶品TKG

今年は、またラインアップがよかったんです。主宰の梅津和時、多田葉子両氏が中心となったこまっちゃクレズマはいつも定番(今回はおおたか静流のツアーで張紅陽欠席のため、「こまっちゃクレズマ5」名義)ですが、他は藤井康一&Moccoly、マダムギター長見順&岡地曙裕の二組が出ると聞けば行かない手はありません。と言ってもどっちにしても行くんですが。。。(笑)

あと、沖縄から来たがールズというデュオが出ました。僕は初めて聞く人たちでしたが、この人たち最高でした。三線の弾き語りという沖縄らしいスタイルからロックっぽいものまで盛りだくさんで楽しませてくれました。

藤井さんのチャンポンダマンボもMoccolyのダンス付きで楽しかったし、マダムギターも大いに湧かせてくれました。

休憩時間には、人参を抜きに行きました。あとでいただきましたが、しゃきしゃきしてとても美味しかった。新鮮なのはいいですね。

ところで、まだまだ構想段階らしいですが、大江戸線を東所沢まで延長する案があるらしいです。それが実現すると、この畑のすぐそばに駅ができることになるらしく、気がはやいもので、その際の駅の予定地の看板が掲げられていました。練馬の秘境、白石農園が危機に?(笑)


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休憩時間にはちょっと離れた畑まで人参抜きにでかけました


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がールズfrom沖縄


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長見順&岡地曙裕


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みんなでジャム


【情報】
梅津和時 presents 練馬・白石農園
FESTA in VINYL フェスタインビニール2017 vol.17
日程:2017年11月12日(日)
   12:30開場 12:50開演 〜終宴予定16:30
会場:大泉学園・白石農園ビニールハウス(練馬区大泉町1-54)
参加費 大人券(前売・予約):¥3,000 
    こども券:中学・高校生 ¥1,500(当日精算のみ)
    小学生以下無料
公式サイト http://www.amagaeru.com/u-shi/event/festa.html

【過去のFesta In Vinyl】
2015年(at La毛利) http://black.ap.teacup.com/sumori/1657.html
2009年 http://black.ap.teacup.com/sumori/288.html
2007年 http://black.ap.teacup.com/sumori/86.html
2006年 http://black.ap.teacup.com/sumori/51.html
2005年 http://black.ap.teacup.com/sumori/46.html
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2017/11/20

シャーマン・ホームズ・プロジェクト  ブルース

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ホームズ・ブラザーズのベーシスト、シャーマン・ホームズ、78歳にして今年、初の自己名義の作品をリリースしました。これが期待以上のいい内容だったので、紹介したいと思います。

ホームズ・ブラザーズと言えばゴスペルを基調としながらもブルースはもちろん、ロック、カントリー、ソウルなど、様々な音楽の要素を盛り込み、力強いサウンドを築き上げて来たベテランのトリオ。シャーマンは本作で、その精神を引き継ぎつつも、アコースティックをベースにしたよりトラディショナルなサウンドを展開しています。

1970年代に兄シャーマンと弟でギター/ピアノのウェンデルのホームズ兄弟がドラマーのポプシーと結成したホームズ・ブラザーズ。1990年、ラウンダーよりアルバム「In The Spirit」でデビュー。以後11枚にのぼるアルバムをリリースし、2002年には来日公演も行いました。

しかし、2015年にポプシーとウェンデルが相次いで亡くなり、残るは最年長のシャーマンのみとなってしまいました。ホームズ・ブラザーズとしての活動には終止符を打たざるを得なかった訳ですが、シャーマンはグループの精神を引き継ぎ、「シャーマン・ホームズ・プロジェクト」として活動を続行することを表明しました。

ホームズ・ブラザーズではフロントを務めていたのはウェンデルで、どちらかというと縁の下の力持ち的な役回りだったシャーマン。どんな作品ができるのか興味津々でしたが、落ち着いた雰囲気ながら味わい深い作品となっています。

ブラザーズでは、シャーマンはヴォーカルもリードは少なく、主に3人のハーモニーの中で低音を担当していましたが、今回はリード・ヴォーカルなので、また違ったおもむきです。

冒頭を飾るのはホームズ・ブラザーズでも取り上げていたスピリチュアル、"Rock of Ages"。フィドルも入れた演奏はホームズ・ブラザーズ以上に生き生きとしています。本作ではフィドルに加え、マンドリンやバンジョー、ドブロ・ギターなども入れたサウンドを展開していて、これがブルーグラスやカントリーのフレーバーを添え、サウンドに深みを与えています。ザ・バンドにも通ずるアメリカーナ・サウンドなのです。

しかしそれだけでは終わりません。トラディショナル的なものだけではなく、"Don't Do It" ("Baby Don't You Do It")、"Breaking Up Somebody's Home"といったR&Bの名曲や、CCRの"Green River"まで飛び出すあたりはホームズ・ブラザーズに通ずるものを感じます。かの有名なソウル・バラード”Dark End of the Street”ではゲストにジョーン・オズボーンが参加。渋いデュエットで聴かせます。ジョーンはホームズ・ブラザーズがレコード・デビューする前からの旧知の仲で息もぴったり。沁みます。最高です。

ぐっとモダンなゴスペル”Wide River”は、朗々と歌い上げるシャーマンのヴォーカルが力強く響きます。一方、”White Dove”(スタンリー・ブラザーズのカヴァー)はカントリー・ワルツ。故郷ヴァージニアを歌った内容に哀愁を感じさせます。

聴き込むほどに馴染んでくる名作だと思います。シャーマンにはこれからも元気でいてもらって、ウェンデルとポプシーの分も頑張ってもらいたいです。

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SHERMAN HOLMES PROJECT
The Richmond Sessions
(M.C. Records MC-0082)

1. Rock Of Ages (Traditional)
2. Liza Jane (Vince Gill)
3. Don't Do It (Holland, Dozier, Holland)
4. I Want Jesus (Traditional)
5. Breaking Up Somebody's Home (Al Jackson Jr., Timothy Matthews)
6. Dark End Of The Street (Chips Moman, Dan Penn)
7. Lonesome Pines (Jim Lauderdale)
8. Green River (John Fogerty)
9. Wide River (Traditional)
10. White Dove (Carter Stanley)
11. Homeless Child (Ben Harper)

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レコーディングの様子を記録した動画


Breaking Up Somebody's Home
(Music City Roots Live From the Factory on 8.02.2017)

アコースティック弦楽器(スライド、マンドリン、アコギ)のプレイが素晴らしいです。
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