先週は医療制度についてアツく語るつもりでいたんだけど、体温の方がアツくなってきちゃって、日ごろ難しいこと考えないのに無理をしたための知恵熱かと思ったら、単なる風邪でした。今年のは鼻に来るらしく、脳みそまで出ちゃいそーなくらい洟をかみすぎてヒリヒリになっちゃった。んなわけで、続きがすっかり遅れたのは勘弁ね。コメントやトラックバックいただいた方、お返事遅れてどーもすんません。
さて、保険会社CMの洪水の裏側に、政府が進めようとしている混合診療があるって話だったよね。まずこの混合診療、お金を払えば、今の健康保険ではフォローできない、よりハイレベルの治療が受けられるということで、乳ガン患者の場合だと、保険が利かない抗ガン剤を使えるようになるとか、再建がしやすくなるとか、プラスにとらえている人が多いようなんだけど、どうもそー
単純な話では無いようなんだな。
たとえば、お金の有る無しで治療に差がつくとか、未承認薬やインチキ医療の横行の恐れがあり、安全性・有効性について問題があるとか、国民皆保険制度の崩壊につながるとか、このへんはさんざん議論になったんだけど、政府はカイカクの一環として、混合診療を一部解禁しちゃった。
でも、ホントに治療に必要なもんだったら、保険が利かなきゃおかしいんだから、それを検討するチェックシステムを改めりゃいいわけじゃん。「そんなことしたら医療制度が破綻する」って言うかもしれないけど、だいたい日本の医療予算てのは少なすぎる上に、毎年削減してるんだから、そっちの方を見直すべきでしょーよ。いらない高速道路とか米軍基地とか作ってないでね。せっかく
世界一の医療システムと言われているんだから、それをしっかり守れるようにして、わざわざレベルを落とす必要なんか無い。
しかーし、こーゆーよくない方向に持っていこうとしてるのが、実はアメリカ政府だったのだー!。別に日本がうらやましいからレベルを落としてやろうなんて
「死ね死ね団」みたいな発想じゃなくて(希望的観測)、アメリカの企業が日本を市場に出来るようにということらしい。
つまり日本の国民皆保険システムがあまり役に立たないようにして、そのすき間を保険会社に埋めさせて利益を上げようって魂胆なんです。そんなの最凶のモーソーだって?。ところがぎっちょん、これをご覧あれ。これはカイカクを進めるために政府が設置した「規制改革・民間解放推進会議」に、駐日アメリカ大使の代理が来てしゃべった内容だ。
全文は長いから、混合診療のとこだけね。
規制改革・民間開放会議におけるジェームス・P・ズムワルト経済担当公使の意見表明
(ハワード・H・ベーカー駐日米国大使の代理)
2004年11月22日
「また、医療サービスの規制の枠組みを改革することに対して日本がとても慎重であることを我々は認識しています。最近、特区において株式会社の参入が認められたものの、その参入は、国民健康保険が適用されない限られた範囲の高度医療サービスの提供のみにとどまっています。さらに、最近決定された混合診療のための国民健康保険の部分的適用は非常に限られた診療と医療機関に限定されています。混合診療の禁止を解除し、特定の医療サービスの外部委託の範囲を拡大するなど、より柔軟性のある医療サービス特区を設置することにより、民間投資を誘致する可能性の高い日本のサービス市場を拡大し、医療分野における規制改革に拍車をかけます。」
ちょっとー、この物言い、すごくムカつきません?。なんか上司が出来の悪い部下に向かって「まーチミの努力も認めるがね、もーちっと社のために頑張ってくれんかね〜」って言ってるみたいじゃん。しかもそれはアメリカ企業の利益のためだってんだからバカにしてる。これじゃーほとんど属国ですな。保険会社のCMも、外資系のがやたらに目につくのは、こーゆー理由があったのかー。
つーところで、また知恵熱が出そうになってきたので続きは次回。最終章をお楽しみに。♪かーえーれなーいもーのたちに〜。
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