ときどきおいでいただく
えみみこさんから、前にも紹介した
マイケル・ムーア監督の『Sicko』が封切りになるって―情報が。おありがとうござーい。ちょっと前の新聞に、彼が勝手にキューバで取材をしたことを理由に
当局がフィルムを差し押さえよーとしてるらしいなんて記事が載ってたんで、おーやっちょるやっちょると楽しみにしてたんだよな。
最凶予想では『ボーリング・フォー・コロンバイン』や『華氏911』と共通の
『恐怖による大衆コントロール』がテーマかと思ってたし、日本の
配給会社の宣伝のフラッシュを見ると「医療ミス」とか「隠蔽」とか『脳死』とか並んでて、いかにも医療者の問題点をついたよーに見えちゃうけど、なーんとなんと、実はアメリカの医療がいかに
保険会社によってコントロールされているかって内容だそーじゃないですか。
何度も言ってるよーにアメリカは国民皆保険制度が無くて、一部の老人と貧困層を除けばすべて民間保険のため、
5000万人近くが無保険状態で高額医療費が払えずに死んでいってる国民も大勢いるし、加入してても保険料によって治療の種類が厳密に決められているから、
「ナットクのいく治療』は金持ちしかできない。んでもって日本の政府や財界は
アメリカから圧力をかけられてこーゆーシステムを取入れよーとヤッキになってるって―のはご存知のとーり。
で、カンジンの「Sicko」だけど、
アメリカじゃー今日から公開されるそーで、ヤリ玉にあげられてる保険会社も政治家も戦々恐々とか。なんせ製作中からマイケル・ムーア対策にそーとー頭を悩ましてたらしいからね。ビックリしたのは、前に医療保険の民営化についてネタにしたヒラリー・クリントンについても、医療について考えているよーなイメージを振りまきながら、実は保険会社から多額の献金をもらってるとバッサリやってるらしい。てーことは
「民主党が政権とったら日本はアメリカ保険会社の草刈り場になるかも」って最凶予想もモーソーとは言えなくなるんじゃね?。こりゃーそーとー期待できる内容ですぜぃ!!。
それにしても『華氏911」の時と違って、
日本のメディアの反応のニブさはどーよ。
ラジオ番組じゃー映画評論家が『何でもアメリカのマネして民営化してもろくなこと無いぞ』と、専門外なのに実にまっとうなこと言ってたけど、テレビじゃ製作情報だってろくに流れてねーじゃん。
ははーん、得意の邪推を働かせちゃうと、今までさんざんアメリカ医療はすんばらしいすんばらしいと吹聴してたから引っ込みがつかないのかね。
こないだのフジの医療特集でも、伊藤の隼ちゃんが相変わらずのアメリカ礼賛をやってたし。
しっかーし、一番大きな理由は
大スポンサー様である保険会社にとって都合の悪い情報を流すワケにいかないからでしょーな。銃社会やイラクなんてテーマならメディアにとっちゃただのネタだけど、スポンサーが絡んできちゃ―シャレにならないってアヒルも言ってるぜ。なんせ配給元は広告屋の博報堂だし。うぷぷぷぷぷぷ。
それに日本の公開が8月25日からって―のも、民営化を進める政府・財界にとっちゃ参院選に悪影響があるんで、なるべく遅くするよう圧力がかかったりして。とにかく
日本の皆保険制度がいかにすばらしいかを確認するためにも『Sicko』は必見ですよー。最凶もガンガン宣伝しちゃいまっせ。
<例によって赤い字は関連記事とリンクしてます>
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